37時間目。【転校生の時間】 ページ45
修学旅行からしばらく経ってからの、ある日のこと。
いつも通り、２時間目の途中から学校に登校しようとして、昇降口にたどり着くとクラスから物凄い勢いで銃声が聞こえた。
えっ。なになになになになになになになに!?←
慌ててクラスまで駆けて、ドアを開け…るのは流石に死ぬと判断して窓から様子を伺う。
『なんじゃ…ありゃ…』
私が今いる廊下側…とは真逆にある窓側にででどんっと置かれた黒い箱。
いくつもの銃を携えた、紫髪の女の子。
『…自律思考固定砲台…??ま、さかね』
「さすがね。よくわかったわね」
『イリーナ先生…』
私の方を向いて立っていたのは、腕を組んだビッチ先生と、相変わらずの仏頂面の烏間先生。
『ノルウェーに仕事に行った時に見たことがある…その時よりもさらに進化してはいるけどね』
ビッチ先生も烏間先生も、私の正体には気づいているみたいだ。
まぁそもそも、烏間先生から依頼があってこのクラスに転入したんだけどね。
もともと出席日数不足だったし、堕ちるのも時間の問題だったのだけど。
『そーいやぁさ。バレたんだよね。仕事してるところ見られたッてゆーか??』
「誰によ。あのGabrielが振り切れない人なんているわけ…あ…」
眉間にシワを寄せて私のことを褒めたのか貶したのかよくわからない言葉を発する。
『正直、私の運動神経じゃこのクラスの人たちは振り切れないよ…体幹と瞬発力だけじゃぁね』
もともと、運動神経は良くない。
はっきり言ってしまえば、悪い。
運動音痴の部類に入ると思う。
それでも昔から体幹と瞬発力だけは良かった。
おかげで運動神経が底なしでもフリーランニングは得意なほうだし、小柄な方だから機動力もある方だと思ってる。
たかが中学生になら、負ける気はしないんだ。
でもこのクラスにいるのは、暗殺の訓練を受けた中学生。
まだフリーランニングはやってないけれど、動体視力さえあれば、私くらいの足の速さの人間なら簡単に追える。
しかも、あの赤羽くんだ。
逃げ切れと思った方が間違いだったのかもしれない。
38時間目。【ケンカの時間】→←【特別休暇】柚鈴稀とみけねこま。のお話の時間
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柊 - 宣戦布告した渚が可愛すぎて涙がでます。でも、一番好きなのはカルマ君です。 (2015年4月5日 1時) (
レス) id: 64b128a3e3 (このIDを非表示/違反報告)
ナオ - うーむ...。(~_~;)修学旅行編大変な予感がする...(^_^;)応援してるよ〜！更新頑張ってね！（≧∇≦） (2015年3月27日 23時) (レス) id: 67c0eab8f8 (このIDを非表示/違反報告)
柚鈴稀(プロフ) - ナオさん» ううん…まだ決めてなーい (2015年3月24日 20時) (レス) id: d06c12a845 (このIDを非表示/違反報告)
ナオ - ありがとう〜！じゃあ早速質問（笑）誰落ちにするか決めた？ (2015年3月23日 21時) (レス) id: 67c0eab8f8 (このIDを非表示/違反報告)
柚鈴稀(プロフ) - ナオさん» コメントありがとうございます!!友達希望ありがとうございます!!宜しくお願いします!!こちらもタメで大丈夫ですよ!! (2015年3月23日 7時) (レス) id: d06c12a845 (このIDを非表示/違反報告)
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