37時間目。【お仕事の時間】 ページ40
『…せっかく京都来たのに、また仕事…？』
女子部屋に戻り、通知の着ていたケータイを見れば、そこには仕事の依頼だった。
あんの、クソメガネ…次会った時にゃぶっ殺してやる。
屋根の上を音を立てないように走る。
真っ黒なワンピースの裾が、私の足を撫でる。
一つの裏路地に飛び降りれば、そこにいた人物は驚きと恐怖に目を見開く。
「…お、おまえ…まさか…」
『あらぁ？日本語喋れるんだぁ？初めまして。Gabrielと申しますっ。死後御見死におきを☆』
そういって愛用している拳銃を構える。
「や、やめてくれ…か、金なら山ほどある!!!殺さないでくれよ!!!」
『やー。無理無理。あんた殺さなきゃ私も殺されるんでね。しかも金なんてこんな仕事やってりゃがっぽがぽ入ってくんのよ。ってなわけでさいならー』
ｶﾗﾝｯ…
ﾄﾞｻﾘ…
薬莢が地面に打ち付けられ、目の前の影が消え、月明かりが私を照らす。
糸の切れたマリオネット人形のように、絶命した男は綺麗な顔とは言い難いけれど、とても美しかった。
ああ、この感じ。やっぱり好きだわ。
ゾクゾクとこみ上げる抑揚感。
やっぱり人間は、《死んだ時が一番美しい》
愛なんてものより、恋なんてものより綺麗なもの。
綺麗で、黒くて、許されないことが、私の生きがいなのだと、改めて気付かされた。
愛よりも、生。
恋よりも、死。
全然美しいものだと思うよ。
君もそう思わない？こんなに美しい死体を前にして、君はそう思えないのかな？
「…まさか、俺の予想が当たるとはね…」
『良く付いてこれたね。振り切ったつもりだったんだけど…』
「場所がわかってたからね〜。で？あとはどうすんの？」
『どうって？放置だけど？』
「俺がここで警察呼んだら、君は真っ先に疑われるだろうね」
『そうするんだったら、私は君を殺すまでだよ…？赤羽くん』
別に、捕まる気なんてしないんだけどさ？
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柊 - 宣戦布告した渚が可愛すぎて涙がでます。でも、一番好きなのはカルマ君です。 (2015年4月5日 1時) (
レス) id: 64b128a3e3 (このIDを非表示/違反報告)
ナオ - うーむ...。(~_~;)修学旅行編大変な予感がする...(^_^;)応援してるよ〜！更新頑張ってね！（≧∇≦） (2015年3月27日 23時) (レス) id: 67c0eab8f8 (このIDを非表示/違反報告)
柚鈴稀(プロフ) - ナオさん» ううん…まだ決めてなーい (2015年3月24日 20時) (レス) id: d06c12a845 (このIDを非表示/違反報告)
ナオ - ありがとう〜！じゃあ早速質問（笑）誰落ちにするか決めた？ (2015年3月23日 21時) (レス) id: 67c0eab8f8 (このIDを非表示/違反報告)
柚鈴稀(プロフ) - ナオさん» コメントありがとうございます!!友達希望ありがとうございます!!宜しくお願いします!!こちらもタメで大丈夫ですよ!! (2015年3月23日 7時) (レス) id: d06c12a845 (このIDを非表示/違反報告)
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