35時間目。【いたずらコンビの時間】 ページ38
頬に感じる冷たい感覚で目が覚める。
目の前にあるのは、赤い、髪の毛。
赤い、髪の毛!?
『えっ!?なんで、まって、え!?』
「柚羽ちゃんやっと起きた〜。そんな所で寝てると風邪ひくよ??」
目の前にいたのは紛れもなく赤羽くん。
赤羽くんの手には…
『あっ!!!イチゴ･煮オレ!!!』
わーい。赤羽の奢りー!!!
そう言って手を伸ばせば、ひょいっと手を高く上げる。
…そうですよね!!!こいつが簡単に渡すわけないよね!!!
わかりきっていたことだが、うざい。
猛烈に、うざい。
「俺んとこまで来れたら、あげてもいいよ??」
『…鬼ごっこ??』
まぁ、そうだね〜と赤羽くんは笑う。
イイじゃん。楽しそうじゃない。
「よーい、どんっ」
赤羽くんの言葉を合図に走り出す私たち。
うーん…すごい差が開くってわけでもないけど、男女の差なのか、やはり追いつけない。
もう無理かなぁ…でも、諦めるのも諦めるので癪に障る。
一度立ち止まってから、もう一度走り出そうとしたその時。
「やっぱ……神崎…か」
「ま……な…わなー…」
「…？…く…こんだ…は……った？」
微かに聞こえる、男子の声。
男子部屋の近くか!!!こいつマジで逃げようとしてたのか!!!
「あー、疲れた。俺レモンの方あるからイチゴいらないから、柚羽ちゃんにあげるよ」
なら最初っからよこせや。
ぽいっとこちらにイチゴ･煮オレのパックを投げると、がらがらっと男子部屋の扉を開け入っていった。
…まったく。無駄に疲れたじゃないか。
私もそろそろ大部屋に戻ろう。
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柊 - 宣戦布告した渚が可愛すぎて涙がでます。でも、一番好きなのはカルマ君です。 (2015年4月5日 1時) (
レス) id: 64b128a3e3 (このIDを非表示/違反報告)
ナオ - うーむ...。(~_~;)修学旅行編大変な予感がする...(^_^;)応援してるよ〜！更新頑張ってね！（≧∇≦） (2015年3月27日 23時) (レス) id: 67c0eab8f8 (このIDを非表示/違反報告)
柚鈴稀(プロフ) - ナオさん» ううん…まだ決めてなーい (2015年3月24日 20時) (レス) id: d06c12a845 (このIDを非表示/違反報告)
ナオ - ありがとう〜！じゃあ早速質問（笑）誰落ちにするか決めた？ (2015年3月23日 21時) (レス) id: 67c0eab8f8 (このIDを非表示/違反報告)
柚鈴稀(プロフ) - ナオさん» コメントありがとうございます!!友達希望ありがとうございます!!宜しくお願いします!!こちらもタメで大丈夫ですよ!! (2015年3月23日 7時) (レス) id: d06c12a845 (このIDを非表示/違反報告)
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