22時間目。【遠い距離の時間】 ページ24
＊yuuma side＊
モールに着くと、カルマと話してた爽がこっちに来て『悠くんれっつごーだよ!!』とこれの腕を引っ張った。
なんで。なぁ、なんで俺なの。
嬉しいくせに、そんな考えが止まらない。
『…悠くんは、私とじゃなくて、メグちゃんとが良かった??』
俺の手を引きながら爽が尋ねてくる、何も言えないまま足が止まる。
爽の瞳が寂しげに揺れる。やめてよ。期待する。勝手に期待して、勝手に傷ついて。
磯貝「どうして…そう思ったの?」
そんなバカみたいなこともうしたくねぇんだよ。
『なんか、私といる時の悠くん、辛そうなの…私といても楽しくないなら、メグちゃんと居た方がいいのかなって…』
磯貝「じゃあ、なんで爽は俺を誘ったの??」
特に大した理由はないと思う。それでも爽は瞳を大きく見開いて、自嘲気味に笑った。
『悠くんには言わなくても通じると思ってたや…そんなわけないのにね。所詮その程度だもんね!!』
磯貝「は…??それってどういう…『悠くんなら、私の好みとかも全部把握してると思って。ただそれだけだから。』…ｯ…」
俺の言葉を遮って爽が放った言葉と視線はとても冷ややかなものだった…
なんとなく気まずいまま買い物を終わらせた。
集合時間になり、みんなが集まりふと見るとみんながそれぞれたくさんの荷物を持っていた。
メグ「お腹すいた…」
渚「僕、片岡さんと行動してたら姉妹に間違えられて泣きそうだった…」
業「『ぶふぉwww』」
カエデ「カルマくんとお菓子の話しながら買い物してたから、甘いものが食べたい!!」
みんな楽しそうに話してるのに、俺だけ仲間はずれな感じがして。
渚「磯貝くん??大丈夫??」
磯貝「え…あ、大丈夫。どうしたの??」
渚「どうしたの??は、こっちのセリフ。スイパラ行こうって話してるんだけど、どう??」
磯貝「うん、いいよ」
かなりボーっとしてたみたいだ。遠くで楽しそうに話す爽達を見て、また切なくなった。
業「はぁ!?今週3回目なの!?」
『悪い!?あ、スイパラ奢りねっ』
業「なんでさ」
『テスト勝ったs「えー…」ん??「や『ん??(威圧)』ｳｲｯｽ…」
『あ、食べ比べしよ』
業「いいよ。渚くんちゃんと見ててね」
渚「えっ。僕なの!?」
『負けた方がいうこと1つ聞くでいいよね』
業「じゃあ、茅野ちゃん証人ね」
カエデ「ﾗｼﾞｬｯ!!!」
遠い。E組の誰よりも爽と近いと思ってた。けど、今はこんなにも遠い。手を伸ばせば届く距離にいるのに、心にはどうしても届かない
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柊 - 宣戦布告した渚が可愛すぎて涙がでます。でも、一番好きなのはカルマ君です。 (2015年4月5日 1時) (
レス) id: 64b128a3e3 (このIDを非表示/違反報告)
ナオ - うーむ...。(~_~;)修学旅行編大変な予感がする...(^_^;)応援してるよ〜！更新頑張ってね！（≧∇≦） (2015年3月27日 23時) (レス) id: 67c0eab8f8 (このIDを非表示/違反報告)
柚鈴稀(プロフ) - ナオさん» ううん…まだ決めてなーい (2015年3月24日 20時) (レス) id: d06c12a845 (このIDを非表示/違反報告)
ナオ - ありがとう〜！じゃあ早速質問（笑）誰落ちにするか決めた？ (2015年3月23日 21時) (レス) id: 67c0eab8f8 (このIDを非表示/違反報告)
柚鈴稀(プロフ) - ナオさん» コメントありがとうございます!!友達希望ありがとうございます!!宜しくお願いします!!こちらもタメで大丈夫ですよ!! (2015年3月23日 7時) (レス) id: d06c12a845 (このIDを非表示/違反報告)
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