12時間目。【宣戦布告の時間】 ページ13
みんな驚いてるし、なぜか話を聞いていたおばちゃん達まで「まぁ!!!!!!!!」なんて頬を赤らめているが←
この中で一番驚いてるのは僕である自信がある。
カルマくんはまだほっぺにクリームつけたまま、パフェを食べ続ける。
動揺隠せてないよ←
杉野はｸｼｬｸｼｬｯと頭を撫でながらよく言った!!と僕を褒めてくれた(褒めてくれた…??)
前原くんはﾆﾔﾆﾔしながら僕と磯貝くんを見比べる。
磯貝くんは放心状態で、僕を凝視したまま止まってる。
「確かに、磯貝くんは爽さんと幼なじみで、人より仲いいし、僕なんかより磯貝くんの方がかっこいいよ。けどね、僕だって負けてないよ!!…爽さんを想う気持ちは、きっとこれから先誰が爽さんのこと好きになるとしても、負けないから!!」
僕自身何を言ったか覚えてない。
何を言いたかったのかも、きっとまとまってなくてわからなかったと思うけど。
これだけは、自分の胸に焼き付いてる。
「僕だって爽さんが好きだから!!」
ファミレスだってことも忘れて、叫んだ。
自分の気持ちをぶつけた。
これが、男っぽくない僕の、精一杯の宣戦布告。
ーーーーーーー
しばらく駄弁った後、明日からテストということでお開きになった。
去り際磯貝くんは、笑いながら僕にこう言った。
磯貝「言ってくれてありがとな。俺だって負ける気はしないから。全力で正々堂々と戦おうぜ!!」
そういって拳を僕の方に突き出す磯貝くんはどこまでもイケメンだった←
13時間目。【女子会の時間】→←11時間目。【男子会の時間】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柊 - 宣戦布告した渚が可愛すぎて涙がでます。でも、一番好きなのはカルマ君です。 (2015年4月5日 1時) (
レス) id: 64b128a3e3 (このIDを非表示/違反報告)
ナオ - うーむ...。(~_~;)修学旅行編大変な予感がする...(^_^;)応援してるよ〜！更新頑張ってね！（≧∇≦） (2015年3月27日 23時) (レス) id: 67c0eab8f8 (このIDを非表示/違反報告)
柚鈴稀(プロフ) - ナオさん» ううん…まだ決めてなーい (2015年3月24日 20時) (レス) id: d06c12a845 (このIDを非表示/違反報告)
ナオ - ありがとう〜！じゃあ早速質問（笑）誰落ちにするか決めた？ (2015年3月23日 21時) (レス) id: 67c0eab8f8 (このIDを非表示/違反報告)
柚鈴稀(プロフ) - ナオさん» コメントありがとうございます!!友達希望ありがとうございます!!宜しくお願いします!!こちらもタメで大丈夫ですよ!! (2015年3月23日 7時) (レス) id: d06c12a845 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
