2時間目。【秘密の時間】 ページ2
＊karuma side＊
電車から降りて学校まで走る。
業「(なんで俺走ってるんだろ…)」
じぶんの行動に驚きながらも足は止まらない。待たせちゃいけない。
そんな気持ちが足を止めることは許してくれなかった。
それにしても…
業「(なんで磯貝くんと連絡取れたのに一緒に行かないんだろ)」
本校舎の校門の前につく。いつもなら「Ｅ組だから」と言って門前払いされるけど、今は幸いにも授業中で、体育をやってるクラスもいない。
きっと『エリート校』だから、授業中によそ見をする人もいないだろうし…
チャンス。
そう思って校庭を突っ切った。
さっきまで走ってたのもあるのか、裏門まで数十ｍというところで足が止まる。
『…ｯ!?』
それでも、裏門の前に佇む女の子はﾊｯと顔をあげた。
…やっぱり…仲間だ。
思わず頬が緩む。少女に近づくと、思った以上に整った顔に目を見開いた。
真っ黒の髪の毛は肩のしたぐらいで風になびいている。
真っ白…とまではいかないけど、綺麗な透明感のある肌。
大きな黒いつぶらな瞳。
『…赤羽…業くん…??』
「うん。そう。よくわかったね」
彼女の言葉に俺が返せば、彼女は愉快そうに笑ったあと、こう答えた。
『"赤羽業"って聞いたことあって、悠くんにいろいろ聞いたらああ、"赤髪"くんか…と』
「へぇ？それにしても、鋭いじゃんね?あんな離れてるとこから俺の気配感じるなんて…さっすが。"ガブリエル"さん??」
彼女はﾋﾟｸｯと眉毛を動かしたあと、目の光を鋭くして
『…どこまで知ってんの??』
と聞いてきた。どこまでも何も…
「俺と同類ってことぐらい」
俺の答えに目の前の少女はホッとしたように笑った。
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柊 - 宣戦布告した渚が可愛すぎて涙がでます。でも、一番好きなのはカルマ君です。 (2015年4月5日 1時) (
レス) id: 64b128a3e3 (このIDを非表示/違反報告)
ナオ - うーむ...。(~_~;)修学旅行編大変な予感がする...(^_^;)応援してるよ〜！更新頑張ってね！（≧∇≦） (2015年3月27日 23時) (レス) id: 67c0eab8f8 (このIDを非表示/違反報告)
柚鈴稀(プロフ) - ナオさん» ううん…まだ決めてなーい (2015年3月24日 20時) (レス) id: d06c12a845 (このIDを非表示/違反報告)
ナオ - ありがとう〜！じゃあ早速質問（笑）誰落ちにするか決めた？ (2015年3月23日 21時) (レス) id: 67c0eab8f8 (このIDを非表示/違反報告)
柚鈴稀(プロフ) - ナオさん» コメントありがとうございます!!友達希望ありがとうございます!!宜しくお願いします!!こちらもタメで大丈夫ですよ!! (2015年3月23日 7時) (レス) id: d06c12a845 (このIDを非表示/違反報告)
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