3、朝、隣にいたのは ページ6
目が覚める
(あれ目覚ましは？)と思いながらも
(朝か)
『ふあああ』
服が乱れているなあ、ん？
隣に何か違和感がある
横を見ると神威が寝ている
しかも、半裸で、
(朝の幻覚？仕事しすぎだもんな〜私)
(じゃねえ、間違いなくこれは現実)
(なんで？なぜここに神威？なぜ半裸なんだ？なぜ服が乱れている？なんで神威の部屋？なぜだ)
(まさか、イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ、それはない、それだけはない)
(待てよ、確か昨日、私が爆発して、その後、、、、、)
(だめだ記憶がない、神威、起こして聞いてみるか)
(いや、それもそれでヤバい気がする)
その時、
威「ふあああ」
「ん、A、おはよう」
起き上がる神威
『お、おはよう』
『あ、あの神威』
威「なあにい？」
『あの、昨日の夜のことのこと覚えてる？』
『そ、その、私が爆発した後の記憶がなくて、、、』
ニコッ
威「覚えてないの？昨日は、Aからあんなに求めてきたのに」
『うわあああああああああああああ、嘘だろオオオオオオオオオオオオオオ』
威「うそだヨ」
『おいっ』
威「A、あの後、寝ちゃって、それで俺の部屋が一番近かったから運んだだけ」
『そうなんだ、ごめん。んっ？でもなんで隣でねてるの？」
威「ああ、それは、Aが俺の服引っ張ったまま寝たからだヨ」
「離そうとしても無理だったし、あっ、これは本当だから」
『私、完璧寝ぼけてたな、なんかいろいろとごめんね』
『私、自分の部屋に戻るね、じゃあ』
威「あっ、A、寝顔、かわいかったヨ」
カアアアアアア『な、何言ってるの、からかうのもいい加減にしてよねっ/////」
『もうっ』
バタン
(はああああ、にしてもびっくりした、自分の行動にもびっくりしたけど、)
(神威も、急に何を言うかと思えば)
(でも、神威にも、優しいところあるんだ)
(うっ、なんか心臓ドキドキしてきた)
(なんか、神威のこと考えると、うっ)
(まさか、ね。ナイナイ)
(私が人を好きになるなんて、ない、よ、ね？)
そんなこと思いながら、部屋へと向かった
まさか、この後あんな噂が立つとも知らずに
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作者名：赤月 響 | 作成日時：2018年2月18日 3時
