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35、過去編-笑えっ!- ページ40

私たちはただ走っている

外を見ると

城下町は炎に包まれていた

きゃああああ

うわああああ

たくさんの悲鳴が聞こえる

っく、絶対に許さない

白夜

蓮「うわ」

ズシャッ

『兄上!肩が、、』

蓮「大丈夫、、」

『でも、、』

亮「敵が来る!」

陽「こっちも!」

蓮「っつ、こっちだ!」

そういうと

王宮の外に出た

そこには一隻の小型戦艦があった

蓮「亮!中に入って設定をしろ」

亮「わかった」

蓮「陽!お前は武器を持ってこい」

陽「わかった」

蓮「A、よく聞け」

「母上は言っていたな、生きろと」

『うん』

蓮「それは俺達からの願いでもある」

『うん』

亮「準備できたよ!」

陽「こっちも!」

蓮「お前ら、こっちに来い」

蓮「いいかお前ら!」

「俺たち兄妹は絶対に生きる」

「生きなきゃいけない」

「これは使命であって、母上からの最後の願いだ」

「そしてA」

その瞬間兄たちに抱きしめられた

「お前は、絶対に死ぬな、何があっても」

『兄上も、、、兄上たちも死なないでね』

『約束だよ、、』

「「「ああ」」」

「俺たちは永久不滅だ」

ダダダダダダ

「いたぞっ!」

「「「A」」」


「「「愛してるよ」」」

そういわれた瞬間

ダンっ

突き飛ばされ

戦艦の中に入れられた

ドアが閉まる

『あ、兄上ええええ』

兄上たちは笑っていた

「「「笑えっ!」」」

戦艦が飛び立つ

『どうして、、』

『約束したのに、、、』

グスッ

涙があふれる

《笑え!》

っく、

あはは、

はははははは

笑えないよ

『あに、うえ、、、、』

戦艦の中に

小さな声が響き渡る

--------------------------
蓮「いったな、、」

「お前ら、死ぬなよ、、」

亮「兄上こそ、、」

陽「生きて、Aに会おう」

うわああああああ

敵が来る

足に、手に力を入れ、、、

我ら、三兄弟参る

----------------------------
グサッ

父「っう、、」

母「あなた!」

ズシャッ

母「っつ、、、」

白「しょせん、こんなものか、、」


父「頼む、、」

「子供たちにはこの姿を見せないでくれ、、」

「知らせないでくれ」

白「黙れ」

グサッ

母「あなた!」

白夜がこちらに来る

母「子供たちを、殺さないで、、」

「私の命と引き換えに」

白「貴様の命など欲しくないわ」

そう言うと、

ズシャッ

首をはねた

36、過去編-嫌だ-→←34、過去編-最後の言葉-



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作者名:赤月 響 | 作成日時:2018年2月18日 3時

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