33、過去編-指切りげんまん- ページ38
−夜ー
国王陛下がお帰りになられました
「「「父上」」」
母「あなた、、、」
父「おお、子供たち、元気にしていたか」
父「ん?Aはどうした」
「「「・・・・」」」
母「それが、、、」
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父「なるほど、それで部屋にこもってると」
母「ごめんなさい、わたしのせいで、、」
父「いや、こればかりは仕方ない」
「私が様子を見てこよう」
コンコン
『来ないで、、グスッ』
父「この私でもダメか?」
『父上!』
ぎいいい
父「おお、やっと出てきたな」
「話は聞いたぞ」
『父上、私はただ城下町に行きたいだけなんです』
『どうしてだめなの』
父「そうだな、、、」
「城下町は危険がいっぱいなんだ」
「だからお前を一人で行かせるわけにはいかない」
『でも、父上っ』
父「一人じゃあな」
『えっ』
父「今度私が連れてってやろう」
『ほんと!』
母「あなた!」
父「大丈夫、私がついているから」
母「、、、あなたがそう言うなら」
「「「やったあ!」」」
蓮「A、これで一緒に行けるな」
『うん』
亮「ご飯おいしい店知ってるから、教えるよ」
陽「じゃあ、俺はおいしいお菓子屋さん」
『行きたい!』
父「じゃあ、その前に、何か言うことがあるんじゃないか」
『う、うん』
『母上、兄上、大っ嫌いなんて言ってごめんなさい』
『本当は、大好きだよ!』
「「「「A、、」」」」
「「「おれたちもだいすきだよ〜」」」
『わっ、兄上』
母「私こそひどいこと言ってごめんなさい、大好きよ」
『母上、、、』
父「よし!じゃあ、明後日にでもみんなで行くか」
『うん!』
父「じゃあ、約束」
「「「「「わかった」」」」」
みんなで指切りげんまんをした
楽しみだなあ
しかし、
この約束が守られることはなかった
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作者名:赤月 響 | 作成日時:2018年2月18日 3時