30、過去編-夜兎の星- ページ35
ある星があった
ほとんど地球と似たような環境だった
その星には小さな国があった
夜兎の国だった
人口も少なく、特に裕福でもなかったが
みんなが幸せに暮らしていた
しかしこの国は他とは違った
生まれてきた者全員が
戦闘員、暗殺者として育てられる
国王も、貴族も、市民も
だから
一度でも外部の者が入ったら
殺される
でもそのおかげで
国は一度も戦争を起こすことはなかった
表向きは
裏では
それぞれの国民に暗殺の依頼
戦闘参加の依頼
星潰しの依頼が入っていた
夜になるとほとんどの者がこの国を出ていく
殺しに行く
幼い子供もいれば、年老いた子供もいる
もちろん王自らも
これはこの国に生まれてきたものの義務でもあるからだ
殺しは一人前の証拠
いつしか
闇にまぎれ殺しを行う
最凶最悪の国は
全宇宙から恐れられるようになった
死神の国と・・・
そんな国の国王一家は
とても仲の良いものだった
3人の男の子に恵まれていた
長男:蓮(れん)
次男:亮(りょう)
三男:陽(よう)
そして、
一番下に女の子がいた
髪が蒼く
目が赤色だった
その名を
A
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団1(Aさん姫様だったのか)
団2(でもわかる様な気がする)
団3(立ち振る舞い綺麗だし)
団4(なんか、パーティーとか慣れてたもんなあ)
団((((いいなあ)))))
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作者名:赤月 響 | 作成日時:2018年2月18日 3時