21、願い ページ24
団員みんなでAがを探していた
そんな時
団員から一つの報告が入った
「Aを見た奴がいる」と
俺は急いでそこに走る
そこには、二人の子供がいた
子供はとても怯えていた
威「Aを見たって本当？」
俺は笑顔で話しかける
子供は、ゆっくり深くうなずく
そして話してくれた
Aが団員を殺して、助けてくれたこと
安全な場所へ行けと言われたが、近くの岩陰に隠れていたこと
白夜という男が現れたこと
その二人が話していたこと
二人が戦っていたこと
そして、、、、
Aが負けて連れ去られたこと
正直驚いた
朝から体調が悪いことは知っていたが
まさか、負けるなんて
よほど、動揺していたのか、
話を聞く限り
過去のことが原因だと思う
でも、
Aが動揺するほどの過去って、、、、
気になる
でもそれは今、どうでもい
Aを一刻も早く
助けに行かないと
相当弱っているはずだ
体調悪そうなうえに、斬られたって言う
速く、見つけないと
俺は子供たちに白夜って奴の特徴を聞く
待っててね
A
俺が今、助けに行くから
そして思った
俺が、もっとちゃんと見ておけば、
体調が悪いのにだって気ずいていたのに
止めておけば、休ませておけば、
後悔が募る
俺が、そばにいて、守っていれば
なぜだろう
少し、自分の過去と重なる
あの時も、あの人(母親)のそばにいれば
守っていなければならなかったのに、、、
なのに、
なのに、俺は逃げた
見ているのがつらくて
あの人から、
家族から
でも、もうこれ以上は後悔したくない
逃げたくない
だから、絶対に助けるよA
だから、Aも無事でいてくれ
今度こそ、守るから
ちゃんと隣にいるから、、、、
今、助けに行くから
だから頼む
生きていてくれ、、、、、
A、、、
『かむ、、い、、、』
『た、す、、、け、、て、、、』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：赤月 響 | 作成日時：2018年2月18日 3時
