12、相談�� ページ15
ドアを開けると
そこにはAがいた
Aと目があったが
すぐにそらされた
そして出て行った
俺、嫌われてるのかな
威「はあああああ」
阿「団長がため息とは、珍しいな」
威「まあいい、阿伏兎、相談なんだけど」
阿「Aの事だろ」
威「すごい、超能力？」
阿「二人とも同じ反応してるんじゃねえか」
威「二人とも？」
阿「いやっ、なんでもねえ」
「それで?」
威「俺、Aのこと、どう思ってるかわかんないんだよ」
阿「なるほどね」
「じゃあ、今から言う質問に、イエスかノーで答えろ」
威「分かった」
阿伏兎はさっきと同じ質問をした
全てイエスで返ってきた
そして、最後の
阿「Aのことが好き」
威「イエス」
ん？俺、今なんて、
Aのことが好き？
「阿伏兎、俺、今、、、」
「それが団長の答えだろ」
神威は少し顔を赤くして
「そっか、俺、Aのことが好き、なんだ、、、」
「でも、阿伏兎、俺、Aに嫌われてるんだよね」
阿「はあ？何言ってるんだ」
威「だって、目合わせてくれないし、顔見てくれないし」
「しゃべりかけようとしても逃げられるし、なんか避けられてるし」
「さっきだって、俺見た瞬間、逃げてったし」
阿「でもなあ、「それに」
威「それに俺、噂の事、「どうも思ってない」って言ったしさ」
阿「はああああああああ、団長、それは、、、、」
威「わかってるよ、自分でもバカなこと言ったと思うよ」
「阿伏兎〜、俺、どうすればいいかなあ」
阿「とりあえず、思い伝えればいいんじゃねえか」
威「でも、俺、嫌われてるし」
阿「案外、嫌われてねえかもしれねえぞ」
威「・・・・・・」
阿「団長？」
威「決めた」
「阿伏兎、星潰しって、明日だよね」
阿「ああ、そうだが、、、」
威「それが終わったら、Aに気持ち、伝えるよ」
阿「なんで星潰しの後なんだ」
威「その後の方が、スッキリして、ちゃんと気持ち伝えられるでしょ？」
阿「そうなのか？」
威「そういうもんだよ」
「じゃ、俺もう行くは」
阿「団長、仕事は、、、」
威「阿伏兎がやるに決まってるじゃん」
阿「ったく、仕方ねえなあ」
「そのかわり、明日、ちゃんとやるんだぞ」
威「分かってるヨ、じゃあ」
そう言って、神威は部屋を出て行った
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作者名：赤月 響 | 作成日時：2018年2月18日 3時
