11、相談�� ページ14
コンコンコン
阿「どうぞ」
『お邪魔しまーす』
「Aか」
「相談の件だな」
『うん』
「で、なんだ」
『それは、その、、、、、』
「団長のことだな」
『な、なんでわかるの！超能力？』
「バカか、お前さんを見てりゃあ、誰でも分かるよ」
『そっか、、』
「何があったんだ」
『実は、、、、』
全部話した
今まであったこと、
このもやもやした気持ちのこと、
阿伏兎はしばらく悩んだ後
意外なことを言ってきた
「それは、恋だな」
『え、こい？』
「こい」ってなんだっけ
濃い、鯉、コイ、、、、
『ああ、こいって、魚の鯉ね』
「違うよ」
『じゃあ、「違う」
『まだ、何も言ってない』
「分かるんだよ、ボケるんだろ」
『チッ、バレたか』
「『チッ』じゃねえよ、」
「なんでそんなに、団長のことを否定する」
「好きなら、好きっていえばいいじゃねえか」
『そういう問題じゃないの』
「じゃあ、どういう問題だ」
『神威のこと、どう思ってるのか、自分でも分かんないの』
「はああああ、なんだそりゃ、団長の事、好きじゃないのか？」
『それが分かんないの』
「じゃあ、今から言う質問にイエスかノーで答えろ」
『分かった』
「団長の事を、ついつい考えてしまう」
『イエス』
「団長と目が合わせれない」
『イエス』
「団長と会うと、顔が赤くなる、もしくは、鼓動が速くなる」
『イエス』
「団長と一緒にいると、うれしい、楽しい」
『イエス』
「団長が喜んでいると、自分もうれしくなる」
『イエス』
「団長の事を、目で追ってしまう」
『イエス』
「団長とまともにしゃべれない」
『イエス』
「団長の事が、、、好き」
『イエス』
んっ？
今、なんて言った
神威のことが好き？
『えええええ』
『阿伏兎、私、今、、、』
「それが、お前さんの答えだろ」
『嘘だあああああ』
『だって、だって、あの神威だよ』
『そんなはずない』
「でも、質問、全部『イエス』だっただろ」
『うん』
「じゃあ、それが「恋」だ」
「お前さんは団長の事が、好きなんだよ」
『私が、神威のことを、好き、、、、、』
その時だった
コンコンコン
ドアがノックされる
威「入るよ〜」
「阿伏兎〜、相談の件だ、け、、ど、、、」
神威だった
目があった
けど、
私は目をそらして
急いで出ていく
『そ、それじゃあ、阿伏兎、ありがとう、じゃあね』
私は急いで自分の部屋に行く
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作者名：赤月 響 | 作成日時：2018年2月18日 3時
