「ずっと好きだよ、、、大好き」【神威】 (ページ13)

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10、様子ページ13

阿伏兎

あの二人の様子がおかしい

一緒に来たのはいいが、

まったく目を合わせねえし、

しゃべろうともしねえ

Aはいつもと変わらず笑っているが

どこか暗い

団長は

団長で

暗い表情をして

仕事をしてねえ

さすがに、団員達も気ずいたみたいだ

だから、だれ一人として

例の噂のことを話さねえ

何があったか気になって仕方ねえから聞いてみることにした

阿「おい、A、団長となにかあったか？」

団長に聞こえないくらいの声で聞いてみる

『別に、なんにもないけど、なんで？』

阿「いやっ、いつもとなんかちがうからよ」

『いつもと変わらず普通だよ』ニコッ

A、の表情は笑っていたが

どこか、

寂しそうだった

これは、なにかあるなあ

阿「おい、団長、A、となにかあったか？」

Aに聞こえないくらいの声で聞いた

威「べつに、なにもないけど、どうして？」

阿「あっ、いや、いつもとなんか違ったからよ～、何かあったと思ったんだ」

威「ふう～ん、そっか、別に、何もないけど、阿伏兎」

「これ以上何かやったら、、、、」

「殺しちゃうぞ」

阿「な、何言ってるんだ、分かってるよ」

威「そ、ならいいんだけど」

これ以上、口を出すなってことか

ったく、少しの間に、何があったんだよ

おじさん、気になって、眠れねえよ

この後

二人のこの状態は

しばらくつずいた

そして

一週間後、

Aと、神威が別々に言ってきた

[『相談に乗ってほしい』]

と、、、、、