9、胸の痛み ページ12
三十分後
来てしまった
どうしよう
みんなどんな反応するかなあ
神威、もう中にいるかなあ
とかなんとか思っていると、
後ろから
威「A?、こんなところで何やってるの?」
『か、か、か、神威!』カアアアアアア
顔が、熱く、赤くなるのが分かる
威「中に入らないの?」
『あ、うん、入るよ』
まずい、
一緒に入るのはまずい
すると
威「あのさ、噂のことだけど、、、」
「どう思う」
『えっ』
唐突の質問で驚いた
威「いや〜、どう思ってるのかな〜、って、思って」
『え、いや、その、か、神威は、神威はどうなの?』
(そうやって聞いてくるってことは、)
(なにか、あるのかな、、、)
威「俺、俺は、、、、、、、」
「どうも思ってないよ」
ズキッ
胸が痛い
神威のことは、なんとも思ってないはず
なのに、
なのに、胸が痛む
少し、何かに期待していた自分が、
バカみたいだ
そう思いながらも、私は、
笑顔で答えた
『そっか』ニコッ
威「っ、A、まっ『私も、』
『私も、なんとも思ってないよ』
そう言って、私は、中に入る
ズキッ
胸が痛む
なんでだろう
神威のことは
別に
なんとも思っていないはずなのに
なんでだろう
そう思いながらも
胸にある
モヤモヤをしまって
今日も仕事に
私は行く
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作者名:赤月 響 | 作成日時:2018年2月18日 3時