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「もーいいから開けてよ」
『……やだ』
「じゃあずっとここにいる」
彼なら本当にいつまでもそこにいる気がする。
風邪ひかれたら困るし
近所の人にもおかしく思われる。
渋々ドアの鍵を開けて『鍵はあけとく』なんて
私はこんな時でも素直になれない。
「あけて、あけてくれないと入れない」
『なんでよ…小学生じゃないんだ…っ』
子供みたいな駄々をこねられて
仕方なくドアを開けた瞬間
腕を強く引き寄せられ 彼の胸元に
飛びつく形で抱きしめられた。
『ちょっと、なに？』
「嫌なら離すけど？」
『…ずるいよ』
「ふは、なにがだよ笑」
『私だけが本気になっちゃう』
「……俺はずっと前から本気だけど？」
『え、なに？どういうこと？』
「だーもううるさいなあ」
チュ
音を立ててキスしたあと優しく微笑んで
とても優しい目をしながら頭を撫でる。
『キスして誤魔化さないでよ。』
「悪いけどずっと前から俺の方が好きだよ。
だからさ…」
『うん』
「俺に大切にされておけばいいじゃん。
この先もずっと」
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ねぎ(プロフ) - ゆーりんちーさん» とても励みになります、ありがとうございます(；＿；) (2022年7月30日 13時) (
レス) id: 16c272aa68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーりんちー - すっごいドキドキしながら読んでます♪次も楽しみです (2022年7月30日 11時) (レス) @page13 id: 4b30b08088 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねぎ
| 作成日時：2022年7月29日 3時
