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部屋のインターフォンが鳴るのを待っている間
私はその場を行き来して まるで落ち着かない。
なんでこんなことになってんの？
というか彼女いるくせに
なんで私と会いたがるの？
ピーンポーーン
私ばっかりこんな思いしてバカみたい……
ピーンポーーーン
「あれ、A？ おーい」
外から聞こえる私の胸を苦しくさせる人
きっと会ってしまったら私の心が持たない
ドアを開けず玄関に近づき『やっぱ会えない』と
壁越しに伝えた。
「……なんかあった？」
こんなわがままな私を怒らず心配してくれる…
そんな所もきらい。
『私ね、辰哉が好きみたい。
だから彼女がいるのに
こうやって会いに来られたりすると
余計しんどいっていうか、苦しくなる。
だからもうやめよう……。』
気づいたら涙がポロポロ止まらなくて
鼻をすする音がどうにか聞こえないように
玄関でうずくまって下を向く。
「誰が彼女いるって？笑」
『…辰哉』
「あー、俺？」
こっちは本気で話をしてるのに…
なんでそんな簡単そうなの？
「彼女いたらこんなとこ来てないけど」
『え？』
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ねぎ(プロフ) - ゆーりんちーさん» とても励みになります、ありがとうございます(；＿；) (2022年7月30日 13時) (
レス) id: 16c272aa68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーりんちー - すっごいドキドキしながら読んでます♪次も楽しみです (2022年7月30日 11時) (レス) @page13 id: 4b30b08088 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねぎ
| 作成日時：2022年7月29日 3時
