☆星に［坂本勇人］ ページ30
坂「今日ドライブ行かへん？」
「別にいいけど、どうしたの？急に」
坂「見せたいもんあんねん」
_____
これが今朝の話
そして今は勇人の運転する車の助手席
坂「あったかい格好とは言うたけど笑」
私の服装を見て笑う
「何か文句でも？」
坂「雪だるまやん」
そう、私は今
お気に入りの赤いマフラーに黒いニット帽
雪だるまじゃん笑
「あったかいからいいもん」
坂「笑」
目的地は何回もきいても教えてくれなくて
「まだー？」
坂「待てへんのか笑」
そろそろやからと赤信号で頭を撫でられる
すると突然
坂「A、俺がいいって言うまで目開けたらあかんで」
と言われて戸惑いながらも目をつぶる
しばらくすると車が止まる
勇人は降りると私の方のドアを開け
そっと私の手を取る
ずっと手を温めていた私とは違い
運転していて温められなかった勇人の手
ちょっと申し訳ない
坂「はい、降りて。足元気ぃつけてな」
車を降りるとひんやりとした空気が肌に触れる
そのまま手を引かれ少し歩く
立ち止まると聞こえた
坂「目開けてええで」
という勇人の声に
パッと目を開ける
すると澄みきった空気の中
視界いっぱいに広がるお星さまたち
「…綺麗………！！」
家から20分ほど
遠くも近くもないところ
坂「この秋から冬になるくらいがちょうど綺麗に見えるんやで」
ニコニコしながらそう教えてくれる
手は2人の体温を共有するように繋がれたまま
坂「ここはな秘密の場所」
「秘密の場所？」
坂「そ、疲れたなぁって日とかうまくいかへん時に来る」
お互いの白い息が真っ暗な空に目立つ
でもお星さまもそれに負けないくらい
綺麗に輝いていた
「そんな大事なところ来ちゃってよかったの？」
坂「Aには教えたかったから」
思いもよらない返答に顔が赤くなったのは
バレないはず
なんかお願い事しよう
そう思い目を閉じ手を合わせる
『これからも勇人といられますように』
欲張りだけどもう一つ
『勇人が元気に野球ができますように』
_____
手を離され寂しさを感じ
A見るとお願いをしてて
目を閉じた横顔がとても綺麗で
ドキッとしたことは一生の秘密
教えたら調子乗るからな笑
そして俺も一つ
星に願いを
『明日のプロポーズうまくいきますように』
_____
これはまだ2人が結婚する前の物語
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みつあ - きのこたけのこどっち派…今はカフェインで具合悪くなるのでチョコレート食べれなくなりましたが昔はきのこ派でした。たけのこ派の友達に理由を聞かれて｢きのこの方がお菓子だけで食べれる所が多いから｣と言ったところ、そこ!?とツッコまれました(笑) (2023年3月29日 17時) (
レス) @page13 id: 09fb96182c (このIDを非表示/違反報告)
長門(プロフ) - きのこたけのこどっち派か…………………………………………………もちろん私はアルフォート (2020年8月16日 12時) (レス) id: 6e23fc5fd8 (このIDを非表示/違反報告)
あいね - 希空さん» 毎日読んでいただきありがとうございます！！そんなに評価を押していただけるだなんて、、、嬉しいです( ^ω^ )♪これからも何度も読み返したくなるようなお話を書けるよう精一杯頑張ります♪( ´▽｀) (2018年12月4日 6時) (レス) id: fc79f5c70f (このIDを非表示/違反報告)
希空(プロフ) - 毎晩寝る前に読むのが習慣です。いつも素敵なお話ありがとうございます★おもしろ度投票一回しかできないのが悔しい…何回も押しちゃいます(既に投票済みってなる 泣) (2018年12月3日 23時) (レス) id: 58dddcc037 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - あいねさん» はい！！楽しみにしてます(〃ω〃) (2018年12月3日 23時) (レス) id: 074b5ac55e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいね | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=ggiiaannttss10
作成日時：2018年10月20日 17時
