【GIANTS】短編集

☆ズムサタ［坂本勇人］ ページ40

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宮『ちょっ坂本選手逃げちゃダメですよ！』







坂「もうテーマ知ってるんで。俺の出る幕じゃないです」







宮『皆さんも気になるんだから
坂本選手にこそ出てもらわないと笑笑
今日は彼女に惚れ直した瞬間です。
なんか喧嘩とかしないんですか？』







坂「大きなのは一回くらいで
あとはすぐ仲直りするんで」







宮『大きなのってどんな？』







坂「まぁあれですよ、
他の人との熱愛スクープ出た時です」







宮『それは、怒りますね。もうあれ？
鬼の形相でゴラァ！みたいな？笑』







坂「そんなんじゃないんすけど、
その日に帰って夕飯が
オムライスだったんです」







宮『ほうほう』







坂「食べてたらなんか黒いのが見えて
ん？と思ってほったんすよ。
で、出てきたのが100均で売ってるような
ムカデとかゴキブリのおもちゃで笑」







宮『うわぁ怒ってますねぇ、
え、一個じゃないんですか？』







坂「はい、3個？ぐらいで笑笑
それで彼女の方見たら
『愛情たっぷり込めたよ(^-^)』
って満面の笑みで言われました」







宮『もう、尻に敷かれてます？笑』







坂「ちょっとだけ苦笑
そのあと速攻で謝りました」







宮『すごい話聞いちゃいましたね。
じゃ惚れ直した瞬間を』







坂「この話の後は笑笑
難しい、、、まぁ試合後ですかね」







宮『試合後ですか？』







坂「試合でエラーとか、上手くいかなかった時
イライラして帰るんすよ。
でも絶対大丈夫だよとか、言わないんです。
俺が話しかけるまでそっとしてくれて。
野球の話題に触れずに側にいるだけで」







宮『分かってくれてるんですかね』







坂「そうですね、すごく助かります」







宮『じゃあそんな彼女さんに
さん、に、いち、キュー』







坂「え〜、いつも支えてくれてありがとう。
スクープになるようなことは
もう絶対しません。
これからもよろしくお願いします笑笑」

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