side (名前) ページ49
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side A
気付けばもうすぐ9月
8月最後のSTARFISHに向かうとまだ彼は来ていなかった
せいら「AちゃんAちゃん！今年は黒ちゃんに何あげんの？」
ティアラ「あれ？去年は何あげたんだっけ？」
A「去年はバッグだよ」
オカリナ「あ、いつも黒ちゃんが使ってるやつね！」
A「そ。今年はね、」
せいら「ねぇー、1回やってほしいことあるんだけど！」
A「...何か嫌な予感しかしないんだけど」
せいら「あのね、すっごいセクシーな下着つけて首に赤いリボン結んで「今年のプレゼントは、ワ·タ·シ♡」ってやって！」
「「それいいー！！」」
A「寒っ」
ティアラ「9月なんてまだ暑いよ？」
A「物理的な話じゃなくて...絶対やらないから！」
オカリナ「どうして？」
A「普通におかしいでしょ」
せいら「おかしくないよ、ねぇ？」
A「心配されるから」
せいら「心配なんてしないよ、黒ちゃんだってオトコなんだし！」
紗良「そこが問題なんだよね？黒木先生、お姉ちゃんからのプレゼントは何でも嬉しいから、お姉ちゃん自身がプレゼントなんてもっと溺愛しちゃうよ」
「「なるほどねぇ...」」
A「紗良アンタいつの間に...てか納得してないで、はい始めるよ！紗良もこんな話に入ってきちゃダメ」
紗良「えぇ？私もう高校生だよ？」
A「ダーメ、まだ早い！」
せいら「で、何あげんの？」
A「◯◯の腕時計」
ガイヤママ「うっそ、超高級ブランドじゃん！え、私に頂戴！」
A「いやいやいや、ママ儲かってんだから自分で買いなよ！」
ガイヤママ「そんな高い時計買えないー」
A「どの口が言ってんだか」
くーの誕生日まであと一週間
来月は忙しくなりそう
そんな気がしていた。
第六話 完
571人のお気に入り登録者様ありがとうございます！
早いもので6話まで更新し終えました
次回7話、ついにAちゃんの正体&黒木カップルが佐倉先生に…！
数名の方にリクエスト頂いています。全てにお答えするのは難しいと思いますが、やれるだけのことはやってみようと思います！
リクエスト頂いた方、ありがとうございました！
高評価が100を超えたら続編に移行しますので皆様ぜひ高評価&お気に入り登録よろしくお願いします
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作者名：愛音
| 作成日時：2021年11月28日 21時
