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黒木「はい、ルトワックほど大規模ではありませんがやることは同じです。
...あなたも参加しますか？」
灰谷「ご冗談を...お誘いいただきたいのはSTARFISHの方です
...やっと話を聞く気になっていただけましたか
辿り着きましたよ、あなたがルトワック時代からずーっと隠し通してきた場所に
あなたがルトワックを辞めたのはあんな塾のためだったんですか？」
黒木「...あんな？」
灰谷「あの塾が...あなたにどれだけの価値があるっていうんですか！
一体...あの塾で何をやってるんですか！？」
黒木「私は星を拾って投げてるだけです」
灰谷「は...？」
星を拾って投げる、かぁ...
そう言うと彼は胸ポケットから紙を取り出して灰谷先生に渡した
黒木「これを」
灰谷「...ちょっと、」
灰谷先生の呼び止めに反応することもなく彼は運転席に乗り込み、車を出した
A「何渡したの？」
黒木「ん？来月の誕生日会の招待状」
A「え、何で！？」
黒木「STARFISHのことしつこく聞かれたから、百聞は一見に如かずでしょ？来るかどうかは灰谷先生次第だけど...多分来るんじゃないかな？」
A「そんなことして...私たちの関係バレちゃうよ、もしかしたら私と目黒Aが同一人物だってことも...」
黒木「Aは変装徹底してるし大丈夫だと思うけど...バレたら責任取るよ」
A「責任？」
黒木「いや、責任って言い方じゃなくてももう7年になるんだし僕はそろそろかなって思ってるよ」
A「...何が？」
黒木「結婚しようか」
A「...え！？」
黒木「諸々のことは今の6年生を全員第一志望校に送り出してからだから2月以降になると思うけど...返事はゆっくり考えて、」
A「する...結婚する！」
黒木「よかった...プロポーズはまた改めてちゃんと言うから」
A「うん...待ってる」
黒木「おじいちゃんとお父さん、紗良にも挨拶しないとね」
A「そうだね」
結婚、かぁ...
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作者名：愛音
| 作成日時：2021年11月28日 21時
