あ、その曲作ったの私です。

STORY23 #合宿初日 ページ25

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そしてあっという間に合宿初日。



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二階堂 「もういいよね？」

千賀 「は！？もうちょっと焼けって！」

北山 「そのくらい焼けば十分だろ！」


これからよろしくって事で

焼肉パーティーしてるんだけど

予想以上に騒がしいです。



見た目とのギャップあり過ぎでしょ…



玉森 「お！これも〜らい」

宮田 「おい〜！それ俺が焼いてたやつ！」

玉森 「知らな〜い」


男7人に対して女1人って…

少々肩身が狭い…

しかもみんな5歳以上の歳の差…

気軽に話なんて出来ない。


そう思ってたけど、

みんなが話しかけてくれるから

少し緊張がとけた。


横尾 「Aちゃんお肉食べな？」


ひょいっと私のお皿にお肉を乗せてくれる

横尾さん。


「ありがとうございます！」

北山 「遠慮しないで食べてね？」

「はい！」


乗せてくれたお肉を食べていると

千賀さんが“そーいえば”と

何かを思い出したかのように言った。


千賀 「Aちゃんが作ったKINGの曲聴いたよ」

「ほんとですか！？」

藤ヶ谷 「俺も聴いた」

「…どうでしたか？」


恐る恐る感想を聞く。


良く思われなかったらこれからが

とても不安だ。



藤ヶ谷 「すげー良かった！」

千賀 「うん！凄く楽しみになった！」

「本当ですか？ありがとうございます！」


凄く嬉しい。

次も頑張らなきゃ。



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みんなが食べ終わると軽く曲についての

話し合いが始まった。


藤ヶ谷 「アルバムだからちょっと変わった

テイストの曲にしてもいいよね」


「そうですね、何か希望はありますか？」


千賀 「ダンスナンバーも欲しい」


突然二階堂さんがガタッと

立ち上がった。



玉森 「なに！？」

二階堂 「ねぇ！Aちゃん！」

「はい！？」

二階堂 「タメでいいよ？」



な、なんだ…そーゆーことか。

びっくりした、、


…って！！


「や！いやいや！そんな、悪いです！」


こんな年上の方にタメ口だなんて

とんでもない。


北山 「そーいやそうだね」

藤ヶ谷 「全然気軽に話していいよ？」

「でも…」


私が困っていると玉森さんが


玉森 「これからしばらく一緒に暮らすしさ？」


“ねっ？”と微笑んで言った。

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