STORY14 #新曲初披露 ページ16
次の日。
関係者専用入口からテレビ局内に入り
Mr.KINGの楽屋を探す。
「んー?どこだ?」
テレビ局って本当に広いよね。
前の事務所の時もよく入ったけど
こんなに余裕を持って入れたのは
初めてだ。
前はいつもビクビクしてたから…。
楽屋行っても無視されるし散々だった。
.
廊下をウロウロしていると
前から見覚えのある顔が現れた。
あれは…
「桐山照史…」
少クラの司会の人だ。
優しそうだけど
KINGの楽屋どこですかなんて聞けない…
私の存在に気付いた桐山さんと
バチッと目が合った。
桐山「あ!Aちゃんやんな!?」
「え!?」
なんで名前…
桐山「もうこの事務所じゃ有名やで?
可愛ええ作曲家がいるって!」
「えぇっ!」
“ホンマに可愛ええなぁ”と
顔をまじまじと見られる。
桐山「そーいや、何してたん?」
「あ、その…
KINGの楽屋に行きたいんですけど…」
桐山「案内したる!おいでや」
「わっ...!」
ギュッと手を握られ
廊下をズンズンと進んでいく。
これは…大阪じゃ普通なのかな?
手が温かい…
ってそんなこと思ってる場合じゃなくて!
こんな所をファンに見られたら
間違いなく反感を買うぞ。
.
桐山「ん!ここや!」
「ありがとうございます!」
桐山「おーい!入るで?」
桐山さんが扉をコンコンとノックする。
永瀬「はーい!」
もう衣装に着替えた廉くんが顔を出した。
桐山「Aちゃん連れてきたで〜」
「ありがとうございました!」
桐山「ええってええって〜!ほなまたな〜」
.
平野「迷った?」
「うん(笑)」
平野「迎えに行けば良かったな、ごめんな」
「全然大丈夫!ありがとう」
高橋 「お菓子食べる?」
高橋くんがクッキーやチョコレートを
私に差し出す。
「いいの!?やったー!!」
永瀬「子どもやな」
ニヤニヤと私を見ながら意地悪そうに言う
廉くんの方が子どもじゃないか…
言ったら怒られるから言わないけど。
「廉くんうるさい、頂きます!」
永瀬「可愛ええって言ってんの」
な…っ!!?
なっ、何それ何そのセリフ…
イケメンって怖い…!
「…お世辞どうも」
永瀬「ホントのことや」
ずいっと私の真横に顔を近付ける。
「わ、分かったから…近い…」
永瀬「照れてん?」
「別に照れてない!!」
何なの今日の廉くんは…
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haru☆(プロフ) - めいぷる。さん» うふふ、ありがとう(*´˘`*)もっともっとニヤニヤさせられるように頑張るねっ!ありがとう! (2017年10月29日 1時) (レス) id: 5f29f4e3bd (このIDを非表示/違反報告)
めいぷる。(プロフ) - はるちゃん!やばいです今回もほんとに面白くてにやにやにやにやしながら読ませてもらいました笑またはるちゃんワールドにのめり込めるのが楽しみ(*^^*)がんばってね!!! (2017年10月14日 0時) (レス) id: 4ce8618afe (このIDを非表示/違反報告)
haru☆(プロフ) - 藍音さん» ん!?文字化け!失礼致しました!!高橋くんの高ですよね?今から直します!ご指摘ありがとうございました!!これからもよろしくお願いします(o^^o) (2017年9月25日 1時) (レス) id: 5f29f4e3bd (このIDを非表示/違反報告)
藍音 - これからも頑張ってください。 (2017年9月24日 22時) (レス) id: 43ee0b77f2 (このIDを非表示/違反報告)
藍音 - こんにちは。小説、とても面白かったです!高の字の文字化けが少し気になりました。 (2017年9月24日 22時) (レス) id: 43ee0b77f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:haru☆ | 作成日時:2017年9月24日 17時