あ、その曲作ったの私です。

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実は私は自分より3歳以上


歳が上の人がとてつもなく苦手なのである。



別に何かがあった訳じゃないけど…


私は長女で弟が2人いるだけだから


歳上と話す機会なんて全くなくて


先輩とかと話す時もめちゃくちゃ緊張していた。



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そんななのに今は大人の男の人7人に

囲まれているのだ。



カッコイイからとかじゃなくて

緊張がやばいのである。



「あ…えっと、作曲家です」


玉森 「そうなの！？」



目がまん丸の玉森さん。


まだこの事務所の作曲家は珍しいもんね。



「はい、先月からお世話になってます」


北山 「名前は？」


「AAです、よろしくお願いします」



ペコッと頭を下げる。



二階堂 「Aちゃん緊張してる？」


笑いながらそう言うと

“可愛い〜”と言いながら私の頭を撫でる。


藤ヶ谷 「うわ、セクハラじゃん」


二階堂 「えぇ、違うよ！」



.



何か話してみると結構話しやすい。


みんな優しそう…



「ふふ、」


玉森 「あ、やっと笑った顔見れた」


「え？」


玉森 「んふふ？何でも？？」


ニヤニヤと私を見てくる玉森さん。



「そろそろ失礼しますね」



テレビで見た印象と一番違ったのは


間違いなく玉森さんだった。



「お仕事頑張って下さい」



キスマイの皆さんは

笑顔で私を見送ってくれた。

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