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左「てめぇの考えは大方予想がついてんだよ」


『、、、、そう、、』



抱きしめられたまま


左馬刻は私の頭を撫でた



左「行くな、、もうどこにも、、」


耳元で呟く左馬刻の声は


今までに聞いたことのない声だった





『左馬刻、、ごめん、、』




左馬刻の願いは聞けない


それは工場を出た時からすっと決めていたことだったから




『ありがとう左馬刻』




自分でも気づかないうちに


私は涙を流していた



左「、、泣くんじゃねぇよ」




ダメだ


左馬刻の声を聴くと


決意が鈍ってしまう




だから私は、次の日にまた姿を消した

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作者名:バナナ侍 | 作成日時:2019年10月19日 0時

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