愛されすぎて【銀魂】 (ページ2)

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赤髪の男が静かな宇宙船の中で呟いた

？｢…A……今から迎えに行くね｣

その声色はひどく甘いものだった

？｢団長、そろそろ地球につきます｣

宇宙船の乗組員が赤髪の男に話しかける

？｢リョーかいっ、ちょっと阿伏兎呼んできて｣

？｢分かりました｣

？｢ねぇ阿伏兎｣

阿｢なんだ、団長｣

？｢吉原に行く前に行きたいところあるんだ｣

阿｢どこにだ｣

？｢歌舞伎町さ｣

阿伏兎はあきれてため息をつく

阿｢妹の顔でも見たくなったのか｣

？｢違うよ、ただ昔の忘れ物を取りに行くだけ｣

阿｢だめだ,だめだ、団長の言うことは信用ならねぇ｣

？｢阿伏兎、今月も減給されたいの？｣

阿｢……分かった、ちょっとだけだからな」

？｢ありがとう、阿伏兎｣

(あともう少しでAに会える)

その思いから赤髪の男の頬が緩んだ