Love will last forever.（6） (ページ3)

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追いつづ(63) ページ3

A「あたしだってどれだけ考えても分からない･･･。

答えなんかでない･･･。
それにそんな言い方ずるいよ･･･。

あたしにどうしろって言うの？
何も答えなんて出せないのに。

離れてもふとした時に考えるのは浬の事。
今頃どうしてるかな？とかご飯食べたかな？とか･･･

裏切られたって分かってても考えるのは浬の事なんだよ･･･。」

涙が溢れ止まらなかった。

でも1週間距離を置けたお陰か過呼吸とかにはならずに冷静に話せた。

A「お皿片付けるね･･･。」

もうどうしたら良いのか分からなくてとりあえずお皿を下げようとすると浬は変わってくれた。

お風呂のお湯をはり、先に入ってこいと言われお風呂に浸かった。

やっぱり我が家のお風呂が1番だ。

あたしはこの先どうしたいんだろう。

おなかの中で赤ちゃんが蹴ってるのを感じながら、
この子が産まれて来た時お父さんが居なかったら？

あたしは産まれすぐにお母さんは亡くなっててお父さん1人で寂しい思いをした。

保育園の時周りのみんなはお母さんが迎えに来てて、クラスの中でただ1人あたしだけいつもおばあちゃんが迎えに来ていた。

おばあちゃんの事が大好きだったが、あたしだけお母さんが居なくてとても寂しい思いをした。

そんな思いを産まれてくるこの子にさせるのか？

そして仕事は？

離婚して同じ職場で働くのか？

子どもが大きくなった時なんて説明する？

まず第一にあたしも浬と別々の人生なんて送れるの？

色んな事を考えながらお風呂を後にした。

浬は病院から電話が来てたみたいで誰かと話していた。