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追いつづ(77) ページ17

仕事終わりに先に帰っていると、運悪くその日はさゆり先生と帰りが言ってなった。



A「お疲れ様です。」

さゆり「お疲れ様。」

あたしは物凄く気まずかった。
さゆり先生はそんな事微塵も感じさせなかった。

そして別れ道で

さゆり「明日旦那さん、お借りするわね。」

そう言って帰っていった。



深い意味で行ってるのかどうか、いや、
確実に深い意味なんだろうけど・・・

あまりに堂々というさゆり先生を見て何も言えなかった。


一瞬であの日にトリップしたみたいだった。
真っ黒い感情が多い尽くし、更に不安で不安で堪らなかった。






夜、浬が帰ってきて夕飯後、浬は出張の準備をしていた。

あたしは洗い物をしながらずっと不安に襲われていた。


すると後ろから浬に抱きしめられていた。








浬「明日姉貴に来てもらおうか?」

A「え?」

浬「不安にさせてしまってるのは俺だ・・・。
でも一人不安にさせたままのお前を置いていく俺も不安だ。」

そう言ってくれた。

A「確かに流子さんが居てくれたら少しは不安な気持ちも紛れるかもしれない・・・。

でも大丈夫。

流子さんも最近忙しそうだし、浬も連絡くれるでしょ?」

浬「あぁ。終わったら必ずテレビ電話するよ。

ホテルも誰にも教えていない。」






そして翌日、浬とさゆり先生は一緒に京都に向かった。

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作者名:moca | 作成日時:2020年5月10日 17時

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