【第1話・光との再会】 ページ2
リドリアス
カオスリドリアス 登場
―――――
その夜、人々は美しい不思議な光を見た
―SRCトレジャーベースにて
チームEYES。民間の総合科学研究機関SRCの精鋭たちで構成された――救助活動から怪獣の捕獲、保護、超常現象の調査に至るまで幅広いフィールドで活躍するエキスパートチームである
ヒウラ「ドイガキ」
ドイガキ「キャップ、またあのエネルギー反応です。これを見て下さい」
チームEYESのキャップであるヒウラに隊員であるドイガキは何度も確認されているエネルギー反応の画面を見せる
フブキ「アヤノ、出現エリアの特定!」
アヤノ「やってまーす。もう、短気なんだから」
エースパイロットのフブキがオペレーターのアヤノにエネルギー反応の出現地点の特定を急がせる
アヤノ「あっ、出ました!R-2エリア、映像出ます」
出現エリアの映像がモニターに映ると、そこには光の粒子が空を漂いながら円の形になっていく
アヤノ「わあ〜、きれい!」
街の人々も足を止め、光の粒子の美しさに見とれていた。それが恐ろしいモノだと知らずに…
シノブ「何なのこの光は…?」
チームEYESのサブリーダーであるシノブがドイガキに訊ねるとドイガキは端末を操作して光の粒子の正体を明かす
ドイガキ「これが、こいつの正体です」
シノブ「遺伝子構造……という事は?」
アヤノ「生きてる?この光って生きてるの!?」
ドイガキ「それも、光の粒子1つ1つが自立した生命体。いわば光のウィルスです」
端末を操作して光の粒子を拡大するとそこには生命体の姿が……
ヒウラ「光のウィルス!?」
その頃、街中に現れた光のウィルスはどんどん集まり、輝きを増していく。すると司令室の警報が鳴り響き……
ヒウラ「ドイガキ、アヤノ」
2人「はい!」
ドイガキとアヤノが状況を確認する為、端末を操作する
ドイガキ「エネルギー量、急激に増大!」
アヤノ「計測不能!」
―ズギュウゥゥゥッ!!
―ドガアァァァンッ!!
アヤノがそう言った瞬間、光のウィルスの中心から街に向けて光線が放たれ、周囲をあっという間に壊滅させ光のウィルスはどこかへ消えてしまった
―数日後、SRC怪獣保護区域・鏑矢諸島
EYESが保護した怪獣がいるこの島に一機の戦闘機が来た
ムサシ「イケヤマ管理官、応答願います。イケヤマ管理官、応答願います」
彼の名は春野ムサシ。子供の頃、ウルトラマンに出会った青年で今は宇宙パイロットの候補生だ
イケヤマ『ムサシか、また来たな』
ムサシ「はい!」
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