エピソード4 ページ47
ムサシの言葉にコスモスはコクリと頷く。しかし現実は非情で、EYESの司令室のメインモニターに再び防衛軍のサハラ司令官が映る
サハラ『怪獣イフェメラに関する作戦行動は統合防衛軍に引き継がれた。現場にいる君の部下を至急、撤退させたまえ』
ヒウラ「どういう事です!?」
サハラ『政府の中枢施設をこれ以上、危険にさらすわけにはいかない』
ヒウラ「イフェメラの命はあと数時間です。もう少し待って下さい」
サハラ『ミサイル発車はすでに決定された!』
ヒウラ「怪獣とはいえ、かえがえのない
サハラ『怪獣の
それだけ言うとサハラ司令官は通信を切った
「キュウゥゥン。キュウゥゥン」
フブキ「どうしたんだ、イフェメラ?」
5人がイフェメラを見守っているとシノブの通信機に連絡が入る
ヒウラ『シノブ、ただちにT-3エリアより撤退。イフェメラの攻撃の為、防衛軍からバーニングミサイルが発射された』
ミク「えっ!?」
シノブ「そんな!すぐに中止させて下さい!」
ムサシ「イフェメラがこれ以上、被害を拡大させる心配はありません!」
ヒウラ「すまん……。私の力ではどうしようもないんだ……」
すると今まで黙っていたフブキはテックサンダーに乗り込み、ミサイルが来る方へ飛び去った
『ミサイルとの遭遇まで後20秒』
フブキ「俺が救う、必ず」
ヒウラ『フブキ、すぐに現場から離れるんだ。命令だ!すぐに現――』
しかしフブキはヒウラの言葉を聞かず、通信機のスイッチを切り、向かってくるミサイルに備える。その時、妹の言葉が頭をよぎり絶対にミサイルを止めると決めたフブキ
フブキ「このー、行かせるか!」
4号からビームが発射されるが何とミサイルからもビームが発射されて相殺し、残ったもう一本のビームが4号機に向かってくる
フブキ「っ!?」
―ズガガガンッ!
しかし間一髪で遅れてきた2号のビームが命中し、事なきを得た
ドイガキ「フブキ、やつらは最新鋭の迎撃ビームシステムを積んでる」
シノブ「ミサイルは熱センサーで目標をロックしているわ」
ミク『つまり、別の熱で誘導すればって事ですよフブキさん』
フブキ「なるほどな。だったらエンジンの熱で誘導してやる!」
フブキは4号を操縦し、ミサイルの前に出るとエンジンをふかして誘導し始めた
フブキ「来い!俺について来るんだ!」
その頃、ムサシはコスモプラックを掲げて今度こそコスモスに変身する
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カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» いえいえ、お気になさらず(^^)自分の力不足もありますから (2021年10月23日 15時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - 返信ありがとうございます!こちらこそ無理にリクエストを押し付けてしまって申し訳ございません!お恥ずかしい限りです(泣き) (2021年10月23日 14時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» 申し訳ありません、ウルトラマンでそういうのは書いた事ないんで無理ですね(^_^;)戦隊ものでなら余裕で書けるんですが…… (2021年10月23日 10時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - ウルトラマンエックスの恋愛夢小説を読んでみたいです。 (2021年10月22日 20時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
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