エピソード3 ページ46
映像にはイフェメラが最初に壊した建物の瓦礫を集めていた
ヒウラ「何をしているんだ?」
そしてテックサンダーから見守っていた5人も地上に降り、イフェメラの様子を見守る
シノブ「どうするつもりなの?」
ドイガキ「自分で壊した倉庫をまた集めて…」
フブキ「赤ん坊が成長したんだよ」
―司令室にて
アヤノ「キャップ、統合防衛軍サハラ司令官より緊急連絡です」
そしてモニターにサハラ司令官の姿が映し出される
サハラ『ヒウラキャップ、なぜ攻撃を始めない?コンディションレベル・レッドを発令するんだ!』
ヒウラ「現在、怪獣の生態を観察中です」
サハラ『現場近くには政府のコンピューター集中管理施設がある。これが破壊されれば、政府機能はマヒする。すぐに攻撃、排除するんだ!』
ヒウラ「被害はT-3エリアにとどめます。チームEYESの責任において」
ヒウラの言葉を聞いてサハラは苦虫を噛み潰したような表情になり、通信を切った
そしてその様子を司令室のモニターをハッキングし、皆から少し離れた場所でミクも見ていた
ミク「ほんと防衛軍は自分達の事、自分達に関係がある事しか考えないバカばかりね。後で防衛軍のメインコンピューターにウィルスでも送ってやろうかしら?」
「オオォォン。キュッキュッ」
ミク「ん?あっ、積み木遊びしてるんだ」
イフェメラが積み木遊びしているのを見て、ミクは皆の元に戻ってくる
シノブ「これって、今朝のなぞなぞにそっくりじゃない?」
ムサシ「なぞなぞ?」
ミク「朝は4本足ってやつよ兄さん」
ドイガキ「あー、そうか!朝は赤ちゃんでハイハイだから4本足。昼は大人になって2本足で」
ミク「年をとると杖をつくから3本足というわけですね」
ムサシ「じゃ、答えは人間」
すると今まで黙っていたフブキがポツリと呟く
フブキ「イフェメラってラテン語で『1日の
4人「えっ?」
フブキ「あいつはきっと、人間が何十年もかけて過ごす一生をたった1日で終える生物なんだ」
ヒウラ「だとしたらあいつは今、何してるんだ?あいつの一生の目的は…」
フブキ「生きてるんです。一生懸命生きてるんです。今日1日を輝かせるために」
ムサシ「たった1日の
そう呟いてイフェメラを見るとコスモスがイフェメラを守るように手を広げている姿が見えたムサシ
ムサシ(ウルトラマンコスモス。あなたは知っていたんですね。イフェメラがたった1日しか生きていられない事を)
7人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» いえいえ、お気になさらず(^^)自分の力不足もありますから (2021年10月23日 15時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - 返信ありがとうございます!こちらこそ無理にリクエストを押し付けてしまって申し訳ございません!お恥ずかしい限りです(泣き) (2021年10月23日 14時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» 申し訳ありません、ウルトラマンでそういうのは書いた事ないんで無理ですね(^_^;)戦隊ものでなら余裕で書けるんですが…… (2021年10月23日 10時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - ウルトラマンエックスの恋愛夢小説を読んでみたいです。 (2021年10月22日 20時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ