『ラブライブ！』小説

第44話 ページ45

オープンキャンパス当日

里志「あっ！探しましたよ監督さん！」

A「マジで殴るぞお前」

結局あの後逃げ切れなかった俺は、μ'sと散々交渉した末に「監督」というポストに着くことで落ち着いた。
いや、本当は全然納得なんてしていないのだが。

里志「てか、こんな校舎の二階から見てないで近くに行けばいいのに」

A「俺が校庭に出たら中三の雌共が全員惚れちまうだろ？」

里志「こいつマジで何言ってんのかな」

穂乃果が挨拶を済ませ、いよいよライブに移る。

里志「どうよ？監督心としてはやっぱ不安か？」

A「全く。ここ二週間は見てる側としても地獄だったからな。結果は自ずとついてくるだろ。
それに絢瀬先輩の指導で期待以上の成長が見られたからな」

A「あー、しっかし柄にもねえことしたからなー」

二週間の出来事が思い出される。


A「疲れたな、マジで」



その日のμ'sのライブは成功し、廃校の決定は見送りになった。

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