彼女…？ ページ37
シルクside
シ「ちょっとコンビニ行ってくらぁ」
ン「おー」
ゲーム中、急に飲み物が欲しくなったから財布を片手に家を出る
近くのコンビニに入ると…聞きなれた声が聞こえて、その方向に行くと…そこには…Aと…女の子？
シ「…は？」
「バカw」
女「失礼だなー」
楽しそうに話す2人
他人から見たらまるでカップルのようで…いや、もしかしたら…カップルなのか？
でもAからそんな報告は…
そんなことばっかり考えてると…
「あ、シルク？」
シ「A…」
「シルク、紹介するわ こいつは…」
シ「んだよー。いるなら、いるって言えよ」
笑えてるか？俺
すぐに顔に出るタイプって言われてるから、なんとか我慢してるけど…そろそろ無理そうだ
「ちょ、シルク…お前」
シ「ダホが待ってるから帰るわ、じゃあ
今度会ったら、ちゃんと説明しろよ？」
いつもより早口で言うと、180°回転し店の外に飛び出す
後ろからAの声が聞こえたけど、聞こえないフリをして…
シ「あー…Aに彼女か…」
アスレチック公園のブランコに揺られながらぼやくと…
「やっぱっ…勘違いッ、ハァ…してやがっ、たな」
後ろから声が聞こえて、慌てて立ち上がり振り返ると…そこにはAがいた
シ「勘違い？」
「あ、いつは…ゲホッ…い、とこだよ」
シ「…へ？」
従姉妹？
「ったく、人の話は最後まで聞けよっ…」
シ「てか、あそこから追っ掛けて来たのか？」
「おー、おかげで従姉妹にハーゲンダッツ奢らなきゃならなくなったわ」
ったく、なんて言いながら空を見上げるA
シ「てか、なんで追っ掛けて来たんだよ
別に電話でも良くね？」
「………ん？えーっと…それは…」
首を傾げるAに、少しだけ期待してしまう俺はバカなんだろうか
シ「A…」
「無意識に、なんか誤解を解かないとって思ったら…走ってて…」
シ「無意識に？」
「そう…って、なに、ニヤニヤしてんだよ」
不思議そうな顔で見てくるAに、やべぇ！！と慌てて口を隠して、気のせいだろと言えば、特に気にする訳もなく、スマホをポケットから取り出すコイツにホッと息を吐く
「あー」
シ「従姉妹ちゃんか？」
「おー…悪い
ちょっと戻るわ」
シ「おー。また連絡するわ」
「ん、じゃあな」
また来た道を走って行くAを見送ったのだった…
シ(無意識かぁ…期待しちまうぞ、ばかやろー)
続く
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メルヘン - 続きがすごく気になります！早く見たいです！ (2019年10月3日 23時) (
レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
W,R 芽生(プロフ) - 男主最高！やばいです！ 早く続き読みたいです。更新頑張ってください(*´ω｀*) (2018年5月9日 7時) (レス) id: 62dd674ff6 (このIDを非表示/違反報告)
kana - 一番最初のとこザカヲがダカヲになってますよ、 (2018年5月5日 20時) (レス) id: 6397651965 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ＞＞ 雨具 ＜＜さん» ふぉぉお！！？ありがとうございます(≧▽≦)ゆっくりまったり書いて行こうと思いますので、よろしくお願い致します！！あと雨具さんの作品も面白くて好きです！！ (2018年2月7日 20時) (レス) id: 1be35eedfa (このIDを非表示/違反報告)
＞＞ 雨具 ＜＜(プロフ) - 書き方とお話大好きです…！これからも更新頑張ってください！ (2018年2月5日 21時) (レス) id: a0d94f6722 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵 | 作成日時：2018年1月12日 21時
