いとこちゃんと俺 ページ23
Aside
冷蔵庫がすっからかんになってるのに気付き、バレたらモトキに怒られると重い腰を上げ、今、スーパーに向かってます
｢とりあえず…肉と魚買っとくか｣
面倒臭いなー、なんて思いながら角を曲がろうとしたら…男2人と女の子が揉めてるような感じの声が聞こえてきた
なんだ？と早足で進めば、そこには見知った顔がいてめちゃくそビックリw
だって女の子がシルクのいとこちゃんだったんだもん
｢ってことはもしかして…｣
男1｢いいじゃん、今から遊ぼーよ｣
い｢退いて下さい！！｣
｢やっぱりw
てか、久しぶりにナンパしてる奴見たわー｣
まぁ、俺もさ困ってる女の子を無視するようなクソみたいな人間じゃないから助けますよ、うん
｢はいはーい、ちょっとお兄さん達さ、その子困ってるから止めてあげてくんない？｣
い｢あ、Aさん…｣
男1｢あぁ？てめぇ、怪我したくなかったら黙っとけよ｣
これも久しぶりに聞いた台詞だなぁ、なんて笑いを堪えながら、いとこちゃんを背中に隠すように回り込ませ、逃げるように伝えれば困ったような顔をされたから、大丈夫って言ってやれば戸惑いながらも頷いて走り出してくれた
男2｢あ！何逃がしてんだよ！｣
ガっ！と胸ぐらを掴み壁に叩きつけられて、ちょっとだけゲホッ！っとなったが、すぐに男の胸ぐらを掴んでやり、思いっくそ壁に叩きつけてやる
｢あんまり調子こいてっと…泣かすぞ？｣
少し低めの声で唸るように言えば、へなへな…と力が抜けたように座り込む男と、それを見て逃げるもう1人の男
ったく、そうなるなら最初から喧嘩売ってくんなよ…
そのまま座り込む男を無視し歩き出そうとしたら、俺が歩いてきた角からいとこちゃんが顔を覗かせた
｢帰ってなかったんけ｣
い｢そりゃあ1人にさせれませんよ(そんなのしたら怒られちゃう｣
｢大丈夫だったのに…あ、怪我とかない？｣
い｢はい、お陰様で大丈夫です｣
｢ん、それは良かった
あんまり女の子1人でこういう人通りが少ない所歩かない方がいいよ｣
い｢ついスーパーに近くて…でも控えるようにしますね｣
｢そうしな
あ、俺も今からスーパー行くから一緒に行く？｣
い｢是非！！｣
それから俺といとこちゃんはシルクの馬鹿話に花を咲かせながらスーパーに向かったのだった
(わさびにからしに…アンチョビ？何作るの、いとこちゃん)
い(んふふ、秘密です)
バレンタイン動画の前日の話でした
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メルヘン - 続きがすごく気になります！早く見たいです！ (2019年10月3日 23時) (
レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
W,R 芽生(プロフ) - 男主最高！やばいです！ 早く続き読みたいです。更新頑張ってください(*´ω｀*) (2018年5月9日 7時) (レス) id: 62dd674ff6 (このIDを非表示/違反報告)
kana - 一番最初のとこザカヲがダカヲになってますよ、 (2018年5月5日 20時) (レス) id: 6397651965 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ＞＞ 雨具 ＜＜さん» ふぉぉお！！？ありがとうございます(≧▽≦)ゆっくりまったり書いて行こうと思いますので、よろしくお願い致します！！あと雨具さんの作品も面白くて好きです！！ (2018年2月7日 20時) (レス) id: 1be35eedfa (このIDを非表示/違反報告)
＞＞ 雨具 ＜＜(プロフ) - 書き方とお話大好きです…！これからも更新頑張ってください！ (2018年2月5日 21時) (レス) id: a0d94f6722 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵 | 作成日時：2018年1月12日 21時
