ドッキリしてみよう！その3 ページ11
Aside
寝てたらスマホが鳴って見るとシルクで…遊びの誘いかと思ったら、話がある、なんてくそ真面目なトーンで言われたから、すぐに行くとだけ伝えて急いで家を出る
途中でドッキリかも、という可能性が頭に浮かんで、騙されねーぞと、シルクの部屋に入ってカメラを探したけど…ない
一瞬、嫌な予感がして…どうかそうなりませんように、そう願ったけど…予感は的中
シルクが…Fischer'sを辞めたいって言った途端…、頭が真っ白になる
嘘
もう一緒に馬鹿できねーの？
でもシルクの言うことも一理あって
確かに俺達は…シルクに頼ってばっかりだった
リーダーだからって、編集もチームのことも全部
俺には止める権利もないのは分かってる
だから…最後のケジメを付けろ、それだけ告げてマサイを見れば…俺達に背を向けて肩を震わせるマサイに気付き、胸がぎゅってなる
シ「悪い」
なんの謝罪だよ、そう言おうとした瞬間…なにやら紙を渡される
ん？と思い開けば…「ドッキリ！」と書いてあった…って、はぁ？！
『は？』
マ「悪い！こんなにシリアスな感じになると思ってなかった！！」
シ「www」
カメラまで出してきた2人に怒る俺を無視して、2人は動画を締めた
いやー、ホントにごめん！
手を合わせて謝る2人に…シルク辞めなくて良かったって思ったら…視界が一気に歪んだ
シ「？！」
マ「え、A！？」
『ばっ、見る、んじゃねぇ』
必死に涙を止めようとするけど止まんなくて…
その時だった…部屋の扉が開いてンダホとモトキが入ってきたのは
ン「A！？」
マ「うわっ、タイミング悪ぃな」
モ「A、おいで」
『うぉ！？』
モトキに腕を引かれ胸の中へ
シ「モトキ！」
モ「Aを泣かせた人が何言ってんの？」
モトキ…なんかオーラ怖くないか？
ン「A泣かせるなんてサイテー」
マ「これには訳がっ！」
モ「いや、許さない
2人には…少しの間、Aに近付くの禁止ね」
シ・マ「「は？！」」
『いや、それは…』
モ「Aは黙ってて
これは他のメンバーにも伝えとくね
A、今からケーキ食べいこう
行くよ、ンダホ」
ン「そうだね！行こ行こ！」
モトキの笑顔に固まった2人を無視し、いつの間にか涙が止まっていた俺は…モトキとンダホに無理矢理連行され、シルク家を出たのだった
因みに…シルクとマサイが俺に近付くことを許されたのは…事件から2週間経った頃である
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 140人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
メルヘン - 続きがすごく気になります！早く見たいです！ (2019年10月3日 23時) (
レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
W,R 芽生(プロフ) - 男主最高！やばいです！ 早く続き読みたいです。更新頑張ってください(*´ω｀*) (2018年5月9日 7時) (レス) id: 62dd674ff6 (このIDを非表示/違反報告)
kana - 一番最初のとこザカヲがダカヲになってますよ、 (2018年5月5日 20時) (レス) id: 6397651965 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ＞＞ 雨具 ＜＜さん» ふぉぉお！！？ありがとうございます(≧▽≦)ゆっくりまったり書いて行こうと思いますので、よろしくお願い致します！！あと雨具さんの作品も面白くて好きです！！ (2018年2月7日 20時) (レス) id: 1be35eedfa (このIDを非表示/違反報告)
＞＞ 雨具 ＜＜(プロフ) - 書き方とお話大好きです…！これからも更新頑張ってください！ (2018年2月5日 21時) (レス) id: a0d94f6722 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：葵 | 作成日時：2018年1月12日 21時
