第5話 ページ7
蓮:「相変わらず…食えない人だな。」と思っていると…鳴海先輩は、ゆっくり話始めた。
鳴海:「君が大切に守っているお嬢様…アリスを持っているよね♪もう学園にバレバレだよ♪
だからここへスカウトしに来たって訳♪」
と言うわけで…そのお嬢様に会わせてくれないかな?と笑顔で話す鳴海先輩に…
蓮:「アリス…?なんの事だかさっぱりですね」と笑顔で話した。
鳴海:「君も相変わらず食えない人だね♪」と僕に呟きながら…
「仕方がない…今日の所は、一先ず退散する事にするよ♪」と言い笑顔でまたね〜♪とその場を去って行ったのであった。
蓮:「家の場所まで特定されるとわ…。」
そう思わず溜め息をつき車へ戻った。
貴方:蓮が戻ってきた為、何があったのか聞いたが…言葉を濁されてしまう。いつもと少し違う表情の蓮を見て少し胸騒ぎを覚えたのだった。
車が家に到着し中に入ると…
何かを察した両親が私に大切な話がある…。
との事で呼び出された。
貴方:「お父様…お母様大切なお話とはなんでしょうか?」と伺うと両親は真剣な表情で話を始めた。
父:「えりか…話と言うのわ、君が持っている不思議な力の事なのだ…。」と真剣な表情で話を始めた。
それから、私は自分の能力の事やアリス学園というものが有る事…。
そして、そこからスカウトが来ている事を
事細かに説明して貰い…その上で今後自分はどう進んで行きたいのかを問われたのだった。
貴方:私は、いきなりの出来事に頭の整理が追いつかず…少し考えさせて欲しいと話し一人部屋へと戻ったのだった。
部屋に戻り少し時間がたった頃…
誰かが部屋の扉をノックする音が聴こえた。
貴方:「誰?」と言うと…扉の外から蓮の声が聴こえ「どうぞ…」と中へ招いたのだった。
蓮:お嬢様失礼致します…。そう言い蓮が入って来ると同時に私の大好きな紅茶の薫りが漂ってくる。
貴方:私は、「蓮…私の好きな紅茶を持ってきてくれたのね…ありがとう」と微笑みゆっくり紅茶を楽しんだのだった。
紅茶が飲み終わり…少し気持ちに落ち着いてきた私に蓮は、優しく話し掛けてきた…。
蓮:「お嬢様がどんな決断をしたとしても…
私や奥様や旦那様は、いつも貴女の味方で有る事は変わりません…。ですから自分の気持ちに嘘はつかないで決断をして頂けたら良いかと存じます…。」と話してくれた。
貴方:その言葉に私は、「蓮…ありがとう」と言い学園行きの決意をしたのだった。
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作者名:秋桜 | 作成日時:2019年3月25日 12時