対面式 ページ2
今日は中学生になって僕が後輩を持つ初めての日。
どんなカッコいい、可愛い後輩が来るんだろう。
ドキドキしていた。
そして、1年生が入場の時。
僕は後ろ姿だけで、顔は全然見えなかった。
悔しい。
そして、長い長い校長先生の話が終わり。
一年生が退場の時。
二宮(あ、顔見れんじゃん。やった。)
密かに思ってニヤニヤしていた。
そして、だんだん退場して行く1年生。
和也の思っていた通り、可愛い後輩がいた。
二宮(わぁ。めっちゃ可愛い。やばいんだけど。
3組か。って、俺と一緒やん！)
ニヤニヤが止まらなくなり後の後輩は一目見ずに全員が退場した。
そして、この日の昼休み。
ボールで相葉、櫻井、松本、二宮の4人で遊んでいた時
和也の投げたボールが一年生の女の子の頭に。
二宮(あ、まさか..........)
A「イタタタタタ......」
4人は一目散に走って様子を見た。
二宮「ごめんなさい！大丈夫？」
これが、僕とAの初めての会話。
A「大丈夫です......。」
でも、Aは頭を抑えていた。
二宮「やっぱ、保健室行こう。僕がおんぶして行くから。
全部僕の責任だし。」
っと言って間もなくその子をおんぶし保健室へ向かう。
保健「あ、二宮くん。どうした？」
和也は泣いていた。
二宮「頭にボールをぶつけちゃって。痛いって。」
保健「あぁ、どれどれ。」
先生は二宮の方の頭を見ていた笑
二宮「僕じゃなくて、この子。」
笑いながら言った。
保健「あははは。ごめんごめん。」
そして、Aの頭を見て。
保健「うーん。ここ痛い？」
後頭部を強く押した。
A「そこまで...」
保健「なら、大丈夫。保冷剤持ってって冷やせば治るよ。」
先生が保冷剤を用意している時。
二宮「君、なんていうの？」
A「私は山本Aです。
よろしくお願いします！」
二宮「僕は2年生の二宮和也！
よろしく！」
っと名前を知って、嬉しい。
保健「じゃ、これ帰るときに返してね！」
A「はい！ありがとうございました！
二宮先輩もなにもかもありがとうございました！」
二宮「全然！また、会ったら！」
A「はい！」
っといいこの場を後にした。
続く
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作者名：あらあい | 作成日時：2018年5月28日 9時
