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さとみside
あぁ、本当に別れちまったのか
俺は、Aちゃんが幸せでいればそれでいい
そう何回も何回も頭のなかで言っていた
信じこませるために
もう今日は頭がいっぱいだから、寝よう
頭がいっぱいなせいか、あんまり寝れなかった
〜次の日〜
いつも通り家を出て、本部に向かった
ジ「さとちゃんおはよ〜!昨日…どうやった?」
さ「あぁ、後でなーくんと一緒に話すわ」
ジ「りょーかい、結論がどちらであっても、決断したさとちゃんのことは責めたりせぇへんからなっ!」
さ「ジェルならそう言ってくれると思ったよ。ありがとな。さあ、なー君のところへ行こうか」
ジ「そやな、行こう」
なーくんのいる部屋へゆっくりと歩いていった
コンコン
な「どうぞー」
さ·ジ「失礼します」
さ「昨日、Aちゃんと電話で話し合いました。その結果、お互いの幸せを考えて、組に残ることにしました」
な「そっか。ちゃんと決断したんだね。えらいよ。これからもよろしくね」
さ「うん、よろしく」
ジ「さとちゃん…!やった!これからもさとちゃんとずっと一緒にいられる…!」
ジェルにそう言われたとき、嬉しい気持ちももちろんあったが、寂しい気持ちが心の奥底にあった
さ「そうだな…」
もう少し喜ぶべきだよな、今は。
大事な幼馴染みと別れずに済んだのだから
さ「これからも、よろしくなジェル」
ジ「よろしくな!」
な「さあ、今日の仕事も頑張ろうね!」
そういってなーくんは部屋を出た
__________________
Aside
昨日はたくさん泣いた
さとみ君と別れることがどうしてもうけとめられなかった
本当は今も泣きたいくらい
でも、仕事に害があるようなことはなるべく避けたい
だから、自然に…自然に…
そう自分に言い聞かせながらいつもの会議室に向かった
る「あ、おはようA」
『おはよう。会議の後、ちょっといい?莉犬君ところん君もできれば呼びたいの』
る「あぁ、いいよ。さ、会議を始めるよ」
〜会議が終わり〜
『あの…ころん君と莉犬君さ、私このあとるぅと君とはなすんだけど…着いてきてくれる?』
こ·莉「いいよ〜」
『ありがとう。助かる』
コンコン
る「入っていいよ」
こ·莉「『失礼します』」
る「ころちゃんと莉犬も一緒なんだね。どうぞ座って。で、話って?」
『あのね、私さとみ君と別れることにしたよ』
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ゆいる@べりらわ(プロフ) - るいさん» 本当ですかw私も時々見返すんですけど、流れますよねw (2021年3月31日 9時) (レス) id: f77fac8613 (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - 確率0.00005%を読んでる時、「これが恋って言うやつなのか♪」が頭の中で再生されたんだがw (2021年3月31日 8時) (レス) id: 679eb4d660 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいる@べりらわ(プロフ) - ありがとうございます!次回作もどうかよろしくおねがいします!(*- -)(*_ _)ペコリ (2021年3月18日 6時) (レス) id: f77fac8613 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ - 完結おめでとうございます!次回の作品も楽しみに待ってます(ФωФ) (2021年3月18日 1時) (レス) id: 499ec84b93 (このIDを非表示/違反報告)
桜あやや@べりらわ(プロフ) - ゆいる@べりらわさん» はい() (2021年3月7日 16時) (レス) id: 90426be14c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆいる@べりらわ | 作成日時:2021年1月9日 17時