みんな大好き紅一点！６ (ページ12)

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お部屋にて

俊くんは朝が早いからもう寝ちゃった

一応気を使って、電気は全部消して

裕太君とお互いのベッドに潜り込んでお話ししてた

ちなみにベッドは二つだけで、一人は布団で寝ないといけなくて

もちろん(？)俊くんが布団。笑

あいか「ね、ベッドくっつけてもいい？？」

玉森「いーよー」

あいか「やった！」

もはやキングサイズのベッドになっちゃった笑

あいか「なんか、修学旅行みたいやねー！」

玉森「だねー」

あいか「ウキウキして寝れないんだけど」

携帯いじってる裕太君がチラッとこっち見て

玉森「お目目パッチリじゃん笑」

そう言うと、携帯見ながら長い手を伸ばしてきて、私の頬っぺたを触ってきた

あいか「修学旅行の夜ってさ、ぶっちゃけ話大会とか恒例だよね」

玉森「女子は恋バナとかかと思ってた」

あいか「まぁそれを含めた感じかな？でも私彼氏いなかったから、いっつも聞く側だったなー」

玉森「ふーん」

フワーーッと欠伸をすると携帯をとじて

玉森「よいしょ」

裕太君が、仰向けに寝てる私にピッタリくっついてきた。

玉森「…………この期間ぐらいはね」

あいか「ふふ笑」

キスマイでは特に千ちゃんが独占しがちで、
他にどこのグループのところに行っても誰かしら私のことを独占したがって、
おまけに勝利と付き合い始めて。

裕太君が私のこと大好きなことも、いつも遠目で私が誰かに独占されてるのを見てることも、
そして、もう私が大人になって昔みたいに甘えなくなったから淋しがってることも

ぜーんぶ知ってるんだよ？笑

本人は何も言わないけどね

…

あいか「ね、ずっと聞きたかったことあるんだよね」

玉森「ん？」

あいか「裕太君、好きな人とか彼女とかおらんと……？」

玉森「……ガチな修学旅行じゃん笑」

あいか「うーん………」

ずっと気になってた

特に恋愛のこととか人に言わないから。

でももう私も大人になったし、せっかく同じ部屋になったから
思いきって聞いてみた。

玉森「……その気になったら言うわ笑」

あいか「えーーそれ絶対ならないやつじゃん」

、、、

少しの沈黙あと

玉森「…………まだ２３時か」

裕太君は体を私の方に向けた