みんな大好き紅一点！４

女子なんです。 ページ35

あいかside






青木「大体、ジャニーさんもジャニーさんなのよ！昔から『youの豪快な笑い方は見てて気持ちがいいよ！！素敵なbig smileだ！』とか言うから、今でも笑い方はなおってないし。」









あいか「えー、ファンからはあいかちゃんの笑顔が大好きって言われるんだけどー」









青木「………はぁ、やっぱりあいかには女の子っぽいことはダメね。



あんたには、レッスン帰りにお兄ちゃん達に混じって、ゲームしたり暴れたり焼き肉に行ったりする放課後デートとか、

ケータリングの唐揚げ弁当をニカと奪い合うランチの方が似合うわ！！！」









あいか「そんなぁぁ………。」









？「すみません………、もしかしてキスマイのいっしーですか？」









青木さんが熱くなってると、横から声がした。




その声の主は、さっき恋バナして自撮りしてた高校生二人組だった









あいか「はい！そうです！」









　「やっぱり！！話しかけて良かったーー。あの、実はこの子、いっしーの大ファンなんです！！」








そう話した子の横に、目に涙を浮かべながら顔を赤くしてこっちを見る女の子が立ってる



確か………この子がイケメンな先輩と付き合いだした子









あいか「わー！嬉しい！ありがとうね」









握手するために手を出すと、興奮してか、その子の手が震えてた




たから優しく両手で包んであげた笑









　 「デビュー前からずーっといっしーファンです……。
自分と何個かしか歳が離れてないのに大人の世界で頑張ってるし、しかも紅一点だから尚更色々凄いなーって。

大人っぽくなった今のいっしーももちろん大大大好きだけど、昔みたいにヤンチャでお兄ちゃん達と暴れてて、元気一杯ないっしーがやっぱり最高です！」









　
この子、昔からよく見てくれてるんだなー




今でこそお陰様で減ったけど、やっぱり昔はアンチが多くて………

特に私と同年代の子で、こんなにも私のことを昔から好きって言ってくれる子、そんなにいないと思うから





だからすごい嬉しい。









あいか「そうなんだ、昔からずーっと応援してくれてるんだね。めっちゃ嬉しいよー！！しかもね、昔からもっと女の子らしくなりなさいって、回りから凄く言われてたから笑」







チラッと青木さんを見ると、


めっちゃ睨まれた。笑









あいか「これからも応援ヨロシクね！」




そう言って私たちはカフェを出た。

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