みんな大好き紅一点！４

日記 ページ25

あいかside






ある日の昼下がり




今日は８人でのお仕事で、ただ今食後の待ったりタイム
(数名お昼寝中)









あいか「ねーねー！めっちゃ懐かしいの持ってきたよ！！」









千賀「ん？なんかそれ、見覚えあるような……」









あいか「これ私が昔つけてた日記！！」









そう、この前千葉のおばさんの家に帰ったときに自分の部屋の押し入れを掃除してたら、私が小学生から高校生の卒業までつけてた日記帳が出てきた。









藤ヶ谷「うわー懐かしー。俺、このムーミンの日記帳すっげー覚えてる」








あいか「それは小学５年生の時の日記帳」








宮田「あ！このアニメのやつは俺が買ってきてあげたやつじゃん！」








千賀「嫌々ながら使ってたよね笑」









あいか「だって思いっきり俊くんの好みじゃん。私はシナモロールにハマってたから、ちゃんとサンリオでシナモロールのやつを買ってきてってお願いしたのに。」









北山「お前、何でこんな真面目に日記なんかつけてたんだっけ。」









藤ヶ谷「ジャニーさんから入所したときから大野君を見習ってつけときなさい、って言われたんだよね？」









あいか「そー。んで、つけてないのがバレたら、みっくんと横尾さんと、あと日記に関してはふみきゅんにもめっちゃ怒られてた」









北山「………覚えてねーわ笑」









あいか「ひどっ！ほらね、傷つけた人は覚えてないんだよ。」









玉森「………なになに、なんの騒ぎ？」









おねむの玉森さんが起きてきた。

※おじいちゃんの師匠は未だに起きてこない……笑









ニカ「玉！これ、お前のこと書いてる！」









宮田「おーー！読んで読んで！！」









ニカ「小学３年生の８月１０日のやつね。

今日は、２時までレッスンがありました。そのあと、タマンマとたつやとゆうた君と四人でプールに行きました。わたしとたつやは泳ぐのがとても苦手で、でもゆうた君はまるで魚のようにとても早く泳いでました。わたしもいつか、ゆうた君みたいにかっこよく泳げるようになりたいです。」









玉森「……え、覚えてない。プールとか行った？」









千賀「それ俺の方が覚えてる。あいか、めっちゃプール楽しみにしてたもん笑」

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