みんな大好き紅一点！２

エイプリルフール(T) ページ33

たまたま裕太君と部屋で二人きりになったから、次は裕太君！
みっくんと同じ、「妊娠しちゃった」程で！

ーーーーーーー

あいか「裕太君ー」



裕太「んー」



あいか「気分悪い…」



裕太「あらー」



あいか「吐き気するー」



裕太「あららー」




この男、私が気分悪いっていってんのにこの態度はなんなの？笑
もう！少しは心配しろよ！




あいか「多分これ、悪阻やと思う」



裕太「はいはい」



あいか「私ね、実は妊娠したんだ」



裕太「いつまで嘘ついてんの？笑」



あいか「……え？気付いてたの？」

　


これはまさかの展開……




裕太「お前、俺様に嘘つくとか百年早い」



あいか「えーーー？何で気付いたの？てかいつから？」



裕太「最初から。まずつい数分前まで宮田とあんだけ楽しそうにしてたじゃん。それに悪阻はずーっとキツいわけでしょ？」



あいか「あ…。」



裕太「それに、勝利がそんな無責任なことするわけない。勝利ならまずはちゃんと結婚して、お互いの仕事の兼ね合いを見て子供を作ると思う。それにあいかだって、子供作る前に俺とかうちのババァとかに相談してくるでしょ？」
(さすが玉森君！分かってるー！ by勝利)



あいか「……ご最もです。」



裕太「あと、あいかは嘘ついてるときと動揺してるときは絶対耳触る。昔から癖だよ」



あいか「え？マジで？」



裕太「ほら、今だってそうじゃん。自分の左手は今どこにある？動揺してる証拠」



あ、耳さわってた…




あいか「ごめんなさい、裕太君に嘘はつけません。」



裕太「ん、分かったならよし。」



あいか「……裕太君って、私のことよく見てるね笑」



裕太「いや、分かりやすいし。それにどんだけ一緒にいると思ってんの？」



あいか「まぁね笑 でも裕太君、私のこと大好きやろ？笑」



裕太「なにいってんの？なんかそれ宮田みたいなんだけど。」



あいか「だって好きじゃなきゃいくらなんでも私の癖に気づかないはずだよ？笑」



裕太「はいはいはい」



ツンデレ玉森さん、若干顔がにやけてます笑



あいか「んもー！裕太君大好き！」



裕太「ゲームするから離れてー」




思いっきり抱きついてやった笑
でも何だかんだで受け止めてくれるから優しいよね



ーーーーーーー
てことで、まさかのここで失敗……笑
玉森氏には敵いません。
次こそ頑張ろう笑

エイプリルフール(M)→←エイプリルフール(S)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す