SOS ページ22
それからはずーっと話に花が咲いた
スキンケアアイテムのことはもちろん、メイクのお仕事についてとか、海外留学してたときのお話とか。
北村さんは語りがうまくて、本当に楽しいと思った。
北村「そういや、勝利君だったよね?あいかちゃんの彼氏」
あいか「はい、そうですよー」
北村「付き合ってどのぐらいなの?」
あいか「あー…まだこの前付き合いだしたばっかりです。でも元々は中学からの親友なので、付き合ったからと言って大して今までと変化はないですねー」
北村「でも親友の時はカレカノじゃないんだから、キスとかそれ以上はしないでしょ?」
あいか「え、あ、あー…。それは…そうかもしれないですね。」
待って
なんで今日初めて会った人がこんな聞かれたくないような繊細なことまで聞いてくるの?
確かにそうだけど…何て返せばいいか分かんないじゃん。
北村「…あ!ごめんごめん笑 返答しにくいよね!いや、あいかちゃんには昔からの知り合いみたいに話してしまう笑」
あいか「あはは、そうなんですね笑 大丈夫ですよ」
焦るじゃん…。
北村「でも何でだろう、僕初めて会った人にこんなに心開けたのって初めてだわ。僕とあいかちゃんって気が合うのかな?」
あいか「はは、どうなんでしょうね…笑」
そうやって笑顔で言う彼だけど、その笑顔はただの笑顔じゃない気がする。
怪しいのは気のせい…?
。
。
あいか「ご馳走さまでした、今日は凄く素敵な話を聞けて良かったです。」
北村「こちらこそ、あいかちゃんとゆっくり話せて楽しかったよ!また誘うね♪」
あいか「では私はこれで…」
北村「ちょっと待って、もちろん家まで送っていくよ」
あいか「いやいやそんな!申し訳ないです。ここから割りと遠いし…」
北村「大丈夫だってばー、ね?送らせて?」
そう言って半分は無理やり、家まで送ってもらうことになった。
信号待ちの時
北村「髪、さらっさらだね」
ゾクッ
あいか「…わっ⁉」
北村「あ、ごめん。急に触られるとビックリしちゃうよね笑 ついつい。」
あいか「だ、大丈夫です。あ、ここを右に曲がったら左手にコンビニが見えてくると思うんですけど、そこで下ろしてもらって大丈夫です」
一分でも早くこの人とサヨナラしたかった
北村「そんな遠慮することないって!大丈夫だから」
あいか「…」
北村「で、この先を教えて?」
結局私のマンションまで来ちゃった。
168人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あいたま(プロフ) - 未来☆さん» ご指摘ありがとうございました!!すみません……うっかりしてました。今後気を付けます涙 (2019年3月27日 14時) (レス) id: d4cdafe5e0 (このIDを非表示/違反報告)
未来☆ - 神宮寺勇太君のメンカラはターコイズブルーですよ。 (2019年3月26日 15時) (レス) id: 3e4e8d81a3 (このIDを非表示/違反報告)
あいたま(プロフ) - ふわりさん» シナモンロールと思ってた仲間がいて良かったです!笑 (2018年3月29日 0時) (レス) id: d4cdafe5e0 (このIDを非表示/違反報告)
ふわり(プロフ) - 私もシナモンロールだと思ってた!! (2018年3月29日 0時) (レス) id: af60c52efd (このIDを非表示/違反報告)
あいたま(プロフ) - 美紀さん» 1に引き続きありがとう\(^^)/ (2018年3月11日 9時) (レス) id: d4cdafe5e0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あいたま | 作成日時:2018年3月7日 21時