-Story1-side夢主- ページ2
大好きな浦島坂田船。
今日は彼らのライブに足を運んだ。
今はネットの一番仲のいい友達(坂田家)と居酒屋にご飯を食べに来ていた。
なんで居酒屋っていうと、絶対にオタクがライブ帰りに寄らないからだ。
自分でいうのもあれだけど私はフォロワー4桁のちょっとした有名ツイッタラー。顔バレもしているから変なところでオタクには会いたくないのだ。
「今日の余韻えっぐいわまだ鳥肌止まらん」
「いやそれな？！ほんとやばい」
なんて信じられないほどオタクのような、いやオタクの会話をしていたその時事件は起きた。
「相席ええかな？」
…は？？
私達に話しかけてきた二人。
それは気持ち悪いおっさんとかチャラい大学生とかじゃない。
そうあの有名すぎる浦島坂田船のセンラさんと坂田さん。夢かと思った。いや、きっと夢だ。もしかして見間違い？と思ったけどオタクの私達二人が推しを見間違えるわけがなかった。
てかまず二十歳超えた大学生オタク二人が居酒屋で推しに相席求められるってどういう状況？！？！
私は目の前で口を抑え固まっている友達を横目に勇気と声を振り絞り目の前にいる推しに話しかけた。
「えっ、あ、え、センラさんと坂田さんですよね…」
「ふふ、そうやで。ということで相席失礼するな」
「え、まってむり、やばいやばいしぬ、」
私の語彙呂かなんてもうどっか飛んでいってしまっていた。
その後数時間私達はガッチガチに緊張しながらも「今日のライブどうやった？」とか「センラたちの好きなとこ10個言って」とかの無茶ぶりになんとか全回答したりしながら楽しく？過ごしていた。
「そろそろ帰ろか」というセンラさんの声で私達は帰る準備をし始めた。
「割と酔ってるわー」なんてふわふわしなから言ってるセンラさん。大丈夫かな。確かに結構飲んでいた。
「俺は無理やけどその子に送ってもらったら？女の子に送ってもらうとかあれやけどw」
「えーそうしようかな」
冗談混じりに話しているけど、酔った私の推しが私が送らなかったせいで事故にあったなんて考えると信じられないくらい鳥肌がたった。それはだめだと私は発言した。
「わ、私が！…送ります…」
尻すぼみになってしまったし、こんなことオタクとして大丈夫だろうかなんて考えたけど推しの安全のためだと腹をくくった。
「ん。じゃあ坂田はそのこと帰り。じゃあまた！」
「おつかれー！」
「ばいばい！！またラインするね！」
「う、うん！！」
ここからが私達の始まりだった
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耳上出蛙(プロフ) - まだ途中までしか見ていないのですが、微妙にお互いの感情を理解しきれていなくて読んでてもどかしくなるような続きが気になるようなお話でとても凄いと思います。このままいっぱい読んできますね！ (2020年8月26日 1時) (
レス) id: e26948917f (このIDを非表示/違反報告)
ハル晴れ(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！あんまり無理しないでくださいね。いつでも待ってます。自分のペースで更新頑張ってください！！ (2020年3月10日 17時) (レス) id: d87eb6d55e (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 名前をとりかぶとにしてたの忘れてたらセンラさんが車の中でとりかぶと…いい名前やねって言ってて爆笑した。 (2020年3月4日 10時) (レス) id: 80f40766eb (このIDを非表示/違反報告)
だっち(プロフ) - 前作から流れてきました！今作もすごく面白くて、更新楽しみにしてます!! (2020年3月3日 22時) (携帯から) (レス) id: 7167dc6512 (このIDを非表示/違反報告)
たかめい(プロフ) - いつも楽しく読んでます！更新頑張ってください！(*^^*) (2020年3月3日 22時) (レス) id: 651a3f3b57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおなちゅ
| 作成日時：2020年2月29日 21時
