その悩み身体で解決致します。【usss】

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「何もしたいことなんてないし…かけかけって言われても何も思い当たらないっていうか…」


「なるほどぉ〜」



まじまじとプリントを見る彼女は珍しいものを見るような目をしていた。

進路希望って誰もが一度は目にするんじゃないのか？？




「進路希望って見たことないんですか？」


あ、個人的な質問は…「ありますよ？」



そこは答えるんだ。
個人的ではないに該当するのだろうか。


「あの…進路希望当時はどうしてたんですか？」


拒否される前提でいこう。





「…近くの国公立大学に行きました。心理学。」


「あ、…教えてくれるんですね。」


「ふふ、あくまでもお悩み相談の時間なので」




やっぱりこの時間は普通にカウンセリングって感じ。







「やりたいことがないなら、適当に大学に入ったりしてみるのもいいですよ？そこでなにか見つけることもできますし。得意なことがあればそれを伸ばしたり…広く見ることが大事です」



彼女のアドバイスは芯が通っていて、強い。








「また家に帰って大学調べてみます！」

「前向きでいいですね」




彼女はこんな小さなことでも褒めてくれる。
しかし、








「あとは…夜のお仕事向いてると思いますよ」

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