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「だって、…俺ん家で、俺の服着て、俺に料理作ってくれてるAとか、マジでやばくない？」
その、やばい、に
どこまでの意味が込められているのかわからないけど
それは私だって、きっと同じ気持ちで
優太くんの家で、優太くんの服を着て、優太くんにご飯を作るっていう状況に
胸がはち切れそうなくらいバクバクしている。
『す、座ってて！恥ずかしいから』
キッチンの外に優太くんを押し出すと、は〜い、と拗ねた声が返ってきた。
ずっと見られてたら手が震えて怪我でもしてしまう。
さっきから進んでいない料理を
もう一度、よし、と心の中で意気込んで取りかかった。
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「うめぇ！！」
『ほんと？よかった〜』
作った料理を口いっぱいに頬張りながら美味しそうに食べてくれる。
お世辞かもしれないけど、自分で食べてみてもいつもより成功したと思ったから、ほっと胸を撫で下ろした。
「ご飯食べ終わったら、アルバムな！持ってきたよね？」
『持ってきたよ。優太くんのもあるよね？』
「あるある！あ〜はやく見たい！けど、ご飯もずっと食べてたい！」
ずっとテンションの高い優太くんの何気ない言葉ひとつひとつに嬉しさが募る。
多めにつくったご飯は、綺麗に優太くんが食べてくれた。
食器を片付けて、アルバム取ってくる、と言った優太くんを
さっき座っていた位置に戻って待つ。
しばらくして足音が聞こえたと思えば、あっプリンあるんだ！なんて大きめの嬉しそうな声で独り言を言っている。
「A、ここおいで」
ソファに座った優太くんはポンポンと隣を叩く。
それに従った私を満足そうに見て、プリンのふたをビリッと剥がした。
「一個しかなかったから、一緒に食べよ」
『え？私はいいよ』
「はい、あーん」
私の返事はどこへ行ったのか、スプーンに掬われたプリンは私の口元へと迫る。
ドキドキしながらも、それを口にすると、甘くてとろける食感が幸福感を感じさせた。
『ん、おいし〜！』
だろ？と言う優太くんは、自分の口にもプリンを運ぶ。
あ、間接キスだ、なんて、この歳で思ってしまうのが恥ずかしい。
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hinata(プロフ) - Ｓさん» いつもありがとうございます！続編でも可愛い岸くん目指して頑張りますので、よろしくお願いします！！ (2019年4月23日 0時) (
レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - まいやんさん» ありがとうございます！うわ〜そんなこと言っていただけるなんて！！感無量です(T-T)続編でもよろしくお願いします！ (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - みきさん» ありがとうございます！！続編希望嬉しい！今後もよろしくお願いします！ (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - えりさん» ありがとうございます！読み返していただけていたなんて、それは本当に嬉しすぎます！！続編でもよろしくお願いします！ (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
hinata(プロフ) - みんみんさん» ありがとうございます！続編でもキュンキュンしていただけるよう岸くんに頑張ってもらいます！！笑 (2019年4月23日 0時) (レス) id: e9f610ebf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinata
| 作成日時：2019年4月11日 11時
