恋の風は歌声とともに ② (ページ22)

今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:8,802 hit

62.元カノページ22

大倉忠義side

エレベーター待ちしてる佐橋の隣に立つ

欠伸して眠たそう

俺が隣にいること気付いてんのか？

今すぐにでも寝そうな感じ

そして、エレベーターが開いてフラフラな状態で乗り込む佐橋

大丈夫か？

・

しばらくしてると、俺の肩に倒れ込んできた

嘘だろ？こんな所で寝る？

とりあえず、お姫様抱っこしてオフィスに運ぶ

ソファに眠らせ、俺は仕事に取り掛かる

しかし、30分経っても1時間経っても起きない

どんだけ寝不足やねん

・

そろそろ休憩時間になるのにまだ起きない

起こすか

卑怯な言葉で佐橋を起こした

昼ご飯奢ってもらうことにした

焼豚ラーメン大盛りとチャーハンが体に染みる

美味いわぁ

・

「ご馳走様」

A「…これだけじゃ足りません。もっと、たつくんがして欲しいことやりたい」

「休憩時間とはいえ、その呼び方はやめろ」

A「お、「あれー？忠義？」

「…美月？」

A「…」ﾍﾟｺ

美月「彼女さん？」

「お前には関係ない。行くぞ」

・

何でこんな街中で元カノと会うねん

そういえば…

「さっき、俺がして欲しいことやりたいって言うたよな？今夜、俺ん家来い」

A「行くっ」