恋の風は歌声とともに (ページ7)

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07.編集部ページ7

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入学することにした

ギターももっと、ボイトレではビブラートを出せるようにしたい

週1の月曜日の夜18時からにした

来れない時は連絡してくれればいいってさ

楽しみが増えた

仕事はそんなに楽しくないけどね

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「おはようございます」

忠「おいっ！佐橋！」

「コーヒーどうぞ」

忠「おぅ、ありがとぉ」

「それと、今朝早くにもらってきた原稿です」

忠「今朝！？…できてる。何や、あいつもやればやるやん。これで印刷しろ」

「わかりました」

忠「それと、コーヒーご馳走様」

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あたしが働くのは大手出版会社の編集部

あたしが担当するのは最近人気出てきた

大野智という漫画家

この仕事をするのは夢だったはずなのに

いざこの仕事をし始めたらそうでもない

顔はイケメン、背が高くて見た感じ好印象なのに

口からは罵声を浴びせられる

でも、さっきみたいに時に優しくなる大倉さんは

素敵だと思う

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「戻りました」

忠「お疲れさん。さっきのコーヒーのお礼や」

「あ、どうも。ありがとうございます」

忠「あ、惚れた？」

「惚れません！イケメン面して言葉は汚い人に惚れるわけがありません」

忠「ひどい…」