秘密の恋は秘密のままで (ページ14)

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＊14. ページ14

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変わり者の作家が集う担当編集部

仁科先生はイメージ的にそんな感じしなかったけど、会って素を見てしまうと…

あー、変わり者だなって思ってしまう

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今夜は何故か翔くんがうちの部屋に来た

疲れたからゆったりと食事したいということだったので、うち来る？って言ってしまったのだ

「冷蔵庫の余り物で作ったけど、美味しくなかったらごめん」

翔「豚丼！？余り物にしては上出来よ」

「そう言ってくれて嬉しい」

翔「頂きまーす！…んまっ！最高」

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やっぱ、ガツガツ食べる男っていいよね

良かった、丼ものにして

…ピンポーン

ちょ、まさか…

「…やっぱり、あんたか」

紫耀「姉ちゃん、開けて」

「ちょっと今は無理」

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翔「どーしたの？」

「あ、ちょっと今弟が…」

翔「弟？弟なんていたの！？会いたい！弟さーん、入ってきて良いよー」

「はぁ？」

紫耀「なんだ、開いてるじゃん。え、あ、ひょっとして、例の…」

「とりあえず説明するから座ってください」

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翔くんに紫耀、漢字が違うのに呼び方は一緒

ややこしい！

「えーっと、義理の弟の紫耀。大学生なの」

紫耀「初めまして、紫耀です」

翔「初めまして。俺も翔です。ややこしいね」

「こっちがややこしいわ」