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「 Aのせいでこんな思いしてるんや 」だって 。
私が泣きそうなってどうするん 。






「 … ごめん 。泣かせたかったんちゃうねん 」
「 れん … 」
「 可笑しいやんな 、 こんなん 。ごめん 、 姉貴 」








初めて “ 姉貴 ” ってゆわれた 。

廉に “ A ” って呼ばれてるときだけは姉弟ってことを忘れて接することができたのに

そんなささやかな希望までも潰すの？







「 れん … 」






廉が出て行った廉の部屋は 、 無に感じた

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作者名：永瀬ちゃん | 作者ホームページ：http:/  
作成日時：2016年5月1日 13時

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